先生をやりたいという人は多くいまして、私のところに相談に来られる方も多いです。
そんなみなさんの話を聞いていて、「あ~、これ勘違いしてるな~」と、気になることがあります。
【教えたいあなたは、教わった過去を思い出そう】
写真教室をやりたい方が勘違いしている点とは何か?
それは、「自分が教えられることを教えたい」というところです。
「え??教えるって、知ってることを相手に伝える事じゃないの?」
多くの方はそう思われるかもしれませんね。
ちょっとカメラ教室の話から離れて、他の教室の話をしましょうか。
私は、「踊るカメラマン」自ら言うように、サルサダンスを踊ります。
私が踊りを始めたころ、私は、ただただ、六本木のクラブで人並みに踊れるようになりたかったです。
踊りを覚えるために、レッスンに通うようになるんですよね。
実際にあった話ですが、こんなタイプの先生に習ったことがありました。
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(1)サルサの歴史や、技の理論、身体の構造を交え、サルサを覚えていく
(2)とにかく、簡単な技をたくさん覚えて、クラブで踊れるようにするよ
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人によって、好き好きがあるとは思うのですが、私は圧倒的に(2)の先生が合ってました。
そして、半年ぐらいレッスンに通って、六本木のサルサバーで踊れた時にとても感動したのを覚えています。
両方ともレッスンに通ったことがあるので、両方の先生とも話をする機会があったのですが、サルサの歴史や技の理論などは、実は(1)の先生も、(2)の先生も同じように持ってるんですよね。
でも、(2)の先生は、それを伝えるより、実際に来られる生徒さんの声に応えて(2)の方法でレッスンをするようにしているのだそうです。
【カメラ教室に来られる生徒さんの思い】
話を戻して、カメラ教室の話です。
私が今まで開催した講座で、多くの生徒さんにアンケートを実施してきました。
そのアンケートを見て、多くの生徒様は
・ただ、写真が上手くなりたいだけ
・ただ、知らないことを知りたい
・ただ、悩んでいることを解決したい
という思いで来られることが多いことがわかっております。
なので、先生が、「これを教えられるから教室をやります!」と気合を入れて挑んでも、生徒さんの望みとは違っていることもあるんですよね。
もし、あなたが先生として、やりたいことで教室を無事に開催出来たとするじゃないですか?
でも、そこに来られた生徒さんは、満足得られないので、こっそり別の先生のところで学び直したりしてるんですよね。。。
そして、最初のうちは目新しさで来てた生徒さんも、得たい結果が得られないので、どんどん離れていってしまうのです。
教室をやっても、なかなか生徒さんが増えない先生は、この状態に気づいていないことが多かったりします。
【自分のやりたいことは出来ない!?】
「じゃあ、生徒さんの声を聞いてるだけじゃ、ず~っと初心者講座しか出来なくありませんか?」
とか、思うかもしれません。
実は、それも違うんですよね。
過去から現在までの失敗を踏まえ、教室のやり方について、動画を作成致しました!
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