おはようございます。AKIRAです。
今日は、「まったく撮影経験が無い状態」から、はじめてピアノの発表会に挑んだ時のことを書きたいと思います。
■ピアノ発表会の依頼をはじめて受けた時の話■
週末プロカメラマンとして駆け出しの頃の話です。
たまたま、Web関連の撮影のお仕事で、HPなどに掲載するピアノ教室の紹介用写真を撮影した時のことでした。
その時に、ピアノ教室の先生に、「カメラマンさん、今度発表会があるんだけど、撮影してもらってもいいですか?」
実は、この言葉をかけて頂いた時、私はまだ、ピアノの発表会撮影は1度もやったことがありませんでした。
ですが、ここを逃したら
【次にいつチャンスがあるかわからない】
そう思って、こうお答えしました。
「はい!よろこんで」
■テスト撮影がギャラを上回る■
やったことの無い、未経験の依頼を受けること。
受ける時は、相手の方からも「あ~よかった!」と言われるので気持ち良いのですが。
正直、それからは本当に大変でした、、、
依頼されたからには失敗できないと考え、即座に、あらゆる手を尽くして、ピアノ発表会の撮り方を調べ始めました。
結局、調べても完全にわからないので、悩んだあげく、こんな風に、、、
◎思い切ってホールを個人で貸し切り予約。
◎ネットで調べた時に出てきた機材を全部レンタル。
◎ピアノを弾ける友人がいたので、頼んで来てもらいました。
全て揃え上げて、調べたことを元にして、ひたすらテスト撮影しました。
気づいてみると、かかった費用はウン万円。
提示されているギャラを上回ってしまいました。
ですが、このテスト撮影で、こんなことがわかりました。
◇カメラマンは、どこから撮ればベストなのか?
◇カメラ以外に必要になる機材は?
◇レンズはある方法を活用すれば、持っているレンズだけで十分?
◇音楽発表会で嫌われないようにするためのカメラの設定?
◇カメラのベストの設定?
このテスト撮影が出来たことは、本当に大きかったのです。
■未経験でも経験値があがると、、、■
余裕をもって撮影できるようになったことで、すぐさま写真にも、良い兆候が現れました。
発表会の写真を見たピアノ教室の先生からは
「AKIRAさんのお写真とてもきれい!次回もお願いしたいです」
と、感激していただき、それ以来、毎年リピート依頼をいただくようになりました。
また、しっかり経験値UPが出来たので、他のピアノ教室にも営業をかけて、次々と発表会撮影を受注。
ありがたいことに、毎年、撮影させていただく教室が増えております。
テスト撮影にかかった費用はバカにならない金額でしたが、1回でも撮影現場に入ってシャッターを押しておく経験が出来たからこそ、その後、どんどん撮影チャンスを広げられるようになれたのだと考えています。
たった1回のピアノ発表会撮影の経験値UPのために、ビックリするくらいの費用でホールを借り上げることは、今考えると無謀だったのかもしれません。
しかし、これがあったからこそ、今、ピアノの発表会を数多く撮れるようになっています。ですのであの出費は決して無駄な出費ではなかったですよね。
今回、未経験のピアノの発表会を、いかに受けることができたか?について書いてみましたが、いかがだったでしょうか??
経験の膨らませ方なんて、意外に大したことないんだと思って頂けたら幸いです。
ただ、1人でホールを貸し切るのは、お金もかかるので、そこだけはあまりおススメできないんですけどね、、、(;’∀’)
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