新年あけましておめでとうございます。
PhotoFanを主催させて頂いております、踊るカメラマンAKIRAこと、しみずあきらです。
子供は親の血をひくと言います。だからこそ、自分をもっと理解するために、実家に帰って、母親にある質問をしたいと思っていました。
実家の新年会は、母が仕切ってます
さて、私、しみずあきらの実家の新年は、横浜中華街での集まりからスタートします。
私の父は7人兄弟。その兄弟、息子娘、さらに孫が勢ぞろいします。
そのため、約40名までの大所帯での新年会になります。
1枚の写真に収めるのも難しい(というか、動くのが大変)ので、今年は3回に分かれての集合写真でした。
まずは孫世代。1年ごとにどんどん大きくなるのと、徐々に増えるので、名前が覚えきれません。
自分はこの世代。自分が居ないのは、自分が撮ってるからです。
最後は父母世代。
超広角のマニュアルレンズのピントが合わせられなかった、、、汗
この新年会を取りまとめるのが、実は私の母でして、、、汗
とはいえ、元々教師の母は、クラスをまとめるごとく、サラッとこなしてしまうのです。
仕切り上手な母が50代に感じた危機感
母は、60歳の定年まで教師をしておりました。
母は、中学生の先生をやっておりました。中学生は思春期なので、いろいろありました。あの積み木崩しのようなこともあれば、妊娠問題や、自殺問題など、小さい頃の私を連れて、夜の学校に集まりにいったりしてたものです。
荒れた学校に赴任した時は、毎日のように泣いて帰ってきてました。
そんな母に、なぜそんなにまでなっても、教師を続けたのかを聞きたいと思ってました。
なので、新年会の後に母に聞きました。
「なぜ、おふくろは、あんなに大変だったのに、続けたの?」
その時、期待していた答えではなかったのですが、母はこんなことを言いました。
「ギブアップを言っても良いんだ」と。
母は、50代になってから、中学生の体力についていけなくなり、養護学級に移りました。
それまで、「理化学の楽しさを一人でも多くの人に伝えたい」という想いでやってきたものの、その想いを届ける以前に、荒れた学生たちに立ち向かえなくなった時に、もうやめようと思ったんだそうです。
日本的な社会教育の中心に居た人間なので、当然、教師をはじめてから長きに渡り、子供たちには、「どんなに辛くても、ネバーギブアップ!」と口にしてた母。
そんな母なので、「ギブアップ」を口にするのは、かなり葛藤の中で悩んだかと思います。
それでも教師として教壇に立ち続けようとして、身体を壊してしまったのだそうです。。
そこで、ついに、ギブアップを口にしたのだそうです。
そして、養護学級に移り、60歳まで教師を続けました。
頑張るよりも、ムリをしないこと
ぜんぜん、期待してなかった答えを、新年の席で母に聞いたわけですが、まあ、ひとつ思うところがありました。
人はついつい「頑張らなきゃならない」と口にしがち。特に母は、古き学校教育の渦中にいたので、それを生徒に伝えてきた人間。
そうであっても、ギブアップを言っても良いんだと。
だから、カメラをやっている人にも、伝えたいです。
ダメだと思ったら、誰かに頼ると良いですよ。
大事なのは、頑張るよりも、ムリをしないことです。
ムリをしないためにも、2019年、どんどん人に頼ってみませんか??
みんなの力で開催できる企画です
2019年最初の企画ですが、実は、私も手一杯になりすぎて、いろいろな役目をスタッフさん・生徒さんにお願いしまくりました。
なので、この企画は、みんなに作ってもらった企画です。
そんな新年会ステージ、ぜひ、あなたにも見て頂きたいです!
時間あったら、カメラを持って来てください!!(撮影自由。撮ったお写真はご自由にお使いいただけます!)