まだ、プロの世界に入る前の、ダンス写真をバンバン撮ってた頃の過去の話です。
あまりに、自分の撮っていた写真の評判が良かったので、調子に乗って、ダンス専門のカメラ事務所に面接に行ったことがあります。
その時に言われたのがこの言葉でした。
「ストロボ使えないんじゃ、話にならない」
この言葉を聞いて、
「ダンス撮影で、そんなにストロボ使いますか??」と思う方もいるかもしれません。
もちろん、私も、そう考えておりました。
しかし、今になって改めて思うのですが、ストロボは絶対に必要です。
例えば、ダンスなら
◆競技会なら、表彰の時
◆発表会なら、集合写真
もっとも、記録しておきたいシーンでの写真に、ストロボは欠かせません。
他にも
・ピアノ・音楽発表会の集合写真
・お遊戯会の全体集合写真
・室内運動会
ストロボ使いまくりです。
ライブ撮影講習会でお世話になっているカメラマンYAMAOさんも、
「屋外のライブイベントでも、先輩カメラマンにストロボ必須と言われた」
と、おっしゃっておりました。
(※逆光などで、顔に影が強く出た時に、影を弱める目的です)
結婚式の撮影に関する、あるある話ですが、、、。
ご親族方が、とても高級なカメラを抱えて、私のそばで撮影されることが多いんですよね。
「プロのそばで撮れば、良い写真撮れそうだから」と。
手元を見ると、カメラは、NikonのD810だったり、Canonの5Dmark3だったり。
レンズも含めると30万円超えてます。
結婚式で良い写真を残したいからと、式の前に買われる方も多いのです。
でも、残念なことに、ストロボは一緒には、買われていないんですよね、、、
さらに、話が飛びますが、ブライダル撮影講習会にご参加くださった生徒さんで、高感度に、とても強いと言われる、SONYのα7の最新カメラで参加してくださった方がおりました。
さすがに、カメラにお金をかけ過ぎたのか、ストロボは無しです。
で、講習が始まり、実践撮影。
実践の合間に、みんなで撮れた写真を見せ合う時間があるので、チラッと見せて頂いたのですが、想像以上に、良く無かったのです。。。
あ、一応、参会者様のカメラのことなので、オブラートに包んだ表現をしましたが、もう、正直に言いましょう。
ハッキリ言って、ぜんぜんダメダメだと思いました。
最新の高感度に強いと言われるカメラでも、そんなもんなんです。
(※カメラのせいではありません。ストロボが大きな差を生み出してるという話です~)
つまり、高級カメラを買い込んで、親族の結婚式に挑んでいるみなさん、いくら良いカメラを買っても、まともには撮れないのです。
せっかく30万円はたいてカメラ買ったのに、
高級カメラで撮った親族の写真よりも、
スマホで撮った新婦の友人の写真の方が喜ばれる
そんな結果になってしまうのです。
とはいえ、ストロボは、使いこなすのが難しいのも事実です。
なので、
「あなたが撮る写真は上手ですね~。嬉しいです!」
と、喜んでもらいたいカメラマンさんは、早目にストロボを買って練習した方が良いですよ!
使えば使うほど、手放せなくなるのがストロボです!!
◆おススメのストロボ
メーカー純正の、フラッグシップか、その一つ下のストロボ。
Canonなら、600EX-RTか、430EX-RT
Nikonなら、SB-5000か、SB-910、SB-700
イベントカメラマン養成講座でも
ストロボを重視してます。
ですので、第3回目は、まるまるストロボのことやります。
とても重要ですので、お早目に、ストロボもご用意くださいね~
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