カメラマンが、撮影をお願いされた時、大事だと思うことは何だと思いますか?
その撮影に必要な撮影テクニックや道具よりも、自分は大事だと思うことがあります。
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自信の持ち方について
概念は今回お伝えする通りです。
もっと具体的にどうするか?は、2017年1月8日にお伝えします
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昔の私の経験ですが、参考になればと思います。
私は、大学時代からずっとスキーに打ち込み、就職もせずに、スキーをやってきました。
種目は、モーグルです。ちょうど、里谷多恵ちゃんが注目を浴びた時期の頃の話です。
あるコブ斜面のコースで、練習をしていたのですが、どうしても、吹っ飛ばされてしまう難しいコブがありました。
そのうち、弱気になり、もう、そのコブを克服できないと諦めていたのです。
そんなときに、深呼吸して、ふと考えました。
「今まで一生懸命練習してきたんだ。出来ないことはない。もうそのコブを意識するのはやめて、先を見よう」と。
そうやって意識を変えた次の1本、なんと、そのコブがまるで無かったかのように乗り越えていけたのです。
人は、意識を変えるだけで、「出来ない」と思い込んでたことさえ、出来るようになります。
問題は、自分に、どうやって言い聞かせるかだと思います。
ダンスカメラマンの世界に入り込んだ時、ものすごい高級機器を使うカメラマンさんたちの中に、EOSの旧7DとKISS X2だけで飛び込みました。でも、「写真は、絶対に負けない!」と自分に言い聞かせて戦ってきました。
いろいろと弱気になる場面はたくさんあります。
でも、「自分は出来るんだ」と、言い聞かせるために、なんでも良いので、プラスに思えることを考えましょう。
例えば、2016年、ブライダル撮影講習会を何度か開催しました。
ここに参加された方は、参加されてない人の知らないことがいろいろわかったかと思います。
それだけでも良いのです。「一度、教会に入って、撮った経験があるんだ」と自分に言い聞かせるのです。
しかも、本物の教会の中身を知らない人と比べたら、大きな差です。
ちょっとしたことで良いのです。そこから自信につなげれば良いんです。
もし、あなたが、こう思ったら
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「AKIRAさん、それでも、どうしても、弱気な気持ちが抜けない時はどうしたら良いですか?」
こうした質問に対して私がアドバイスするのは、こうです
弱気な感情のままで、撮影依頼者の期待に応えるのは難しいです。
自分なら、その依頼は、断念します。
そして、カメラ教室などで学んだり、独学で撮影テストなど繰り返し行い、自信につなげると思います。