実は私しみずあきらは、先日の健康診断で「再検査」になってしまい明日、病院に行くんですよね、、、汗。
いつ何時、人はどうなるかわからないです。
だからこそ、みなさんのお役に立てそうなことを元気なうちに1つでも多くお伝えできたらと思って、今日は『好きなことで生きていく方法』についてお伝えします。
◆起業すると好きなことじゃないとやってられない
多くの人が好きなことで生きていくことに憧れを抱いているのではないでしょうか?
裏を返せば
「好きなことで生きていけるほど、世の中甘くはない」
という思いを胸に秘めていることもあるのかもしれません。
私が起業をして感じたのは、起業をすると、46時中そのことを頭で考えるようになります。
そのため、多くの人が
「好きなことで生きていこうなんて甘いんだよ」
と、感じている一方で、私は
「好きなこと以外で生きていこうなんて無理でしょ!」
と、思うのです。
今回は、好きなことで生きるということに憧れながらも、そんなことできるわけないじゃんと、矛盾を感じている多くの人に向けて、書いてみたいと思います。
ちなみに、この記事は、私がコンサルを受けている立志財団の理事長~坂本憲彦先生と相談しながら教えてもらったことも交えて書いております。
◆子供に「好きなことをやればいい」と言えますか?
まず、なんで「子供に向けて」という言葉からスタートするか?について説明しておきます。
「好きなことで生きていく」という考えが正しいなら、大人だけでなく子供にも伝えられるものにすべきだと思っていたからです。
ですが、正直なことを言うと、以前の私は「好きなを仕事にしよう」と、子供に言う自信を持っていませんでした。
なぜかと言うと、子供に
「好きなことだけで良いから」
と言ったら、1日中ゲームか、Youtubeばかり見続けるようにならないか?そんな不安がずっとよぎっていたからです。
そんな不安を解消するために、私は坂本先生に相談しました。
そして、坂本先生のアドバイスにより、その解決ができました。
また、単に子供向けにそのことが言いやすくなっただけでなく、大人にとっても、このことがより大事なことであるという確信を持つことができました。
◆好きなことなら、◎◎出来る
「好きなことで生きる」
そのために必要なことは、何よりも「行動すること」だそうです。
もっとかみ砕いて言うと、『受け身』の立場に居るのではなく『自分から行動する』方に回ることです。
・この、行動できるかどうか?が好きなことで生きていくことの肝になるます。
・また、行動できるかどうか?で、「好き」を自覚できることにもなります。
例えばあなたが、「ゲームが好きでずっとやっている」としましょう。
その好きな『ゲーム』。
最初は、誰かが作ったものを単に楽しむ、いわゆる受け身の状態です。
この好きなゲームを元に、『自分から行動する』という側になれないか?
と、考えてみましょう。
例えば、こんな風なことが考えられないでしょうか?
=プロゲーマー
=Youtubeでゲーム実況
=ゲームを扱うブロガー
=ゲーム関連出版社での編集者
=ゲームクリエーター
=ゲームの売買
=ゲームサークルの運営
などなど。
そんな発想が浮かんだら、実際にやってみましょう。
で、やっていこうとすると
・「動けるもの」
・「動けないもの」
が現れるかもしれません。
ここで、「動けるもの」は本当に好きなことです。
「動けないもの」は、好きではない、もしくは心底好きなことではないものです。
こうやって、『自分から行動する』ようにアイディアを絞り出して、そこに向かって行動できるか?そうでないか?で、本当にそれが好きかどうか?がわかってきます。
たとえゲームが好きでも
=ゲーマーとしてゲームが好きな人
=ゲームを作るのが好きな人
=そのゲームを広めるのが好きな人
など分かれていきますが、これも、行動して初めてわかることです。
なので、ゲーム好きな子供に対してなら、好きなゲームをやらせながら、ただ受け身でゲームをやっているだけでなく、何かしらの方法で行動する側になるようにと促すといいんじゃないかと思います。
◆子供に好きなことで行動させる際に親として注意したいこと
一方で、親として注意をしないといけないこともあります。
◎まずは、
◇好きかも?と思ったものを手あたり次第でやってもOKということ
真面目な大人だと、一度手を出したら、それなりに続けないと意味ないと思う人もいるかもしれません。
ですが、ビジネス観点でいうと、合わないと思ったら、サクッとやめていいんですよね。
また、1つ1つをじっくりやる必要もなく、一気にいろんなことに手を出しても良いんです。
魚釣りでもそうですけど、1つの竿だけで釣る人だけでなく、何本も竿を立てかけて、魚を待つ人もいますよね。
ビジネスでも、どれがうまくいくかわからないうちは、何本も糸を垂らした方がうまくいく場合もあります。
やる側のタイプもあったりするのですが、
「何やっても続かないのはダメだよ~」
「あれこれ手を出してばかりはダメだよ~」
なんてことは言ってはダメだってことです。
◎次に
◇途中で否定しない
◇続かない、行動できないからといって、ダメと言って「レッテルを貼らない」
やっていく中で、自分が動けるものかどうかを探っていくものですよね。
そんな過程で
「そんなやり方じゃダメだよ」
と、絶対に否定してはいけません。
また、
何をやっても続かなかったり、何も行動できていないとしても
「お前はダメだ」
とレッテルを貼ってはいけません。
その否定やレッテルで、子供はいつの間にか
「好きなことをやっちゃダメなんだ」
と刷り込まれてしまうのです。
ですので、言いたくなってもそこは我慢。
でも、やっぱり言っちゃう~という方は、次の章をじっくり読んでおきましょう。
◆大人がいつの間にか失っていること
大人が子供の行動を否定したくなったりレッテルを貼ってしまう気持ちは、私もわかります。
ついつい否定してしまう・レッテルを貼ってしまう人は少し自分のことを考えて欲しいのです。
・会社で言われたことだけこなすようになってませんか?
・好きなことを行動までもっていく経験をしなくなっていませんか?
そんなを何十年も過ごしてきた大人は
・言われたことだけを忠実にこなすだけが正しいと思うようになります。
・自分のアイディアで動くことすら否定してしまうのです。
ちなみに、好きなことを行動に結びつけるには、下記の1~4が必要と言われてます。
1、アイディア=直感で
2、思考=コンセプトを
3、計画
4、行動
自分で考え、自分で悩み、計画を立てて行動へと辿ります。
会社にいると、ほぼ上から降ってくる課題や仕事をこなすために1や2が欠如していきます。
だから、自分の好きなことで行動するというのが出来なくなります。
そしてまた、会社では、
・会社の言うとおりに動く
・好き嫌いに関係なく動く
・文句を言わずに粘り強く動き続ける
ということが求められます。
そして、そうできない場合に
「ダメな奴」
と、否定されるようになります。
それゆえに、こんな環境で長年生きている大人は、子供に対しても、「会社のルールお通りにやってないから」と否定したくなったりレッテルを貼ってしまうようになってしまう恐れがあります。
この否定やレッテルは、あくまでも
「大人社会で雇い主が雇われる側をコントロールしやすくするために作り出したルール」
なのですが、長年そこに浸っているんで、それこそが世の中の真理だと思い込んでしまっているのです。
ですので、大人は、
「いつの間にか刷り込まれた社会ルールで考えてしまいがち」
なところがあることを自覚して、否定したり、レッテルを貼りたくなったら、一度、グッとこらえていただけたらと思います。
私もこんな風に書いてますが、起業する前は会社で働いていたので、やはり、否定したり、レッテルを貼ることをしてました。
ですので、これを読んでいただいた大人の方は、自分達の考えが、会社の刷り込みによるものであるということを、今一度見つめるきっかけにもすると良いんじゃないかな?と思います。
◆好きなことばっかりで良いなら、学校に行かなくていいの??
あ、あと、好きなことで生きよう!と子供に伝える時に
「じゃあ、学校は行かなくて良いの?」
っていう疑問にもぶつかりませんかね、、、汗
ここで、学校という存在を改めて考えてみるといいですよね。
学校の教育については一定の学力が得られますが、かと言って数学の公式ができなくても買い物はできます。
難しい漢字を覚えなくてもメールで友人とコミュにケーション出来ます。
じゃあ、学校なんていらなくないか??と思うかもしれませんが、学校の存在意義を単に学力の視点だけで考えてはいけない気がします。
義務教育って、別に数学や国語だけじゃないです。音楽もあれば、体育もあります。英語なんかもありますよね。
それぞれ、子供たちにとっては、まったく新しいものだらけです。
つまり義務教育という名の下に、子供たちは押し付けられているものもあるかとは思うのですが、とはいえその網羅する範囲の広さによりいろいろな経験を得られたり、興味の範囲を広げたりできるのです。
また、人によっては、「数学が好き」とか「国語が好き」とか「音楽が好き」とか出てくるかと。
ここに自分がどんなことが好きがあるか?が、見つけられる可能性も大きくなるのです。
学校教育を、単に国から子供たちへの押し付けと考えるのではなく、様々な可能性を発見させてくれる場として考えても良いのではないでしょうか?
親としても子供に
「何のために、学校にいくのか?」
を上記のような観点で伝えてあげるといいのかもしれません。
◆得意を活かすのは社会貢献
あと、教育の話で、これもお話ししておかないといけないですね。
「苦手を克服する」ことを美徳とする風潮が教育にありますよね。
ですが、今回題材にしている「好きなもので生きていくことが大事である」
という視点で言うと、これは矛盾点になります。
私は起業してから、いろいろなことを1人で、やらなくてはならなくなりました。その中には、私にとって苦手なこともあります。
もし、私がこの苦手なことを頑張ったらどうなるでしょうか?
時間はかかるし、精神的な負担も大きい。パワーも出ません。
一方、得意なことは、あっと間に出来ます。
精神的にも夢中になれたり楽しかったりするので、ストレスを感じません。パワーも出るので、想像以上の成果が出せる時もあります。
そんな時に教えてもらった言葉が腑に落ちたのです。
「得意を活かすのは社会貢献。苦手を克服するのは自己満足」
ちなみに、この言葉は、坂本先生に教えて頂きました。
ですので、起業してからは苦手なものはアウトソーシングするようにしました。
私が苦手と感じているものでも、人によっては「それは、自分は好きです」ということは意外に多かったりします。
ですので、私の苦手を、その得意な人にお願いしてしまうのです。
そして私は、苦手なことをやらなくなって空いた時間で、得意なことに集中するようにしました。
みなさんが、自分の好きだけに集中できるようになると、パワーも発揮できるので、世の中がどんどん良くなっていきますよね。
そんな観点で考えると、お子さんの教育においても、得意なものをとことん伸ばしてあげるという発想でも間違いじゃないかと思います。
◆才能も必要なんじゃない?と思ったら
「好きなことだけで生きるっていうけど、才能も必要じゃない?」
そんな風に思う人もいます。
特に、写真の分野では、「センスがある」とか言われることも多かったりするので、才能の有無を問われるんじゃないか?と。
この才能について、島田紳助さんが「才能と努力」をテーマによしもとのお笑い芸人養成所で語った内容がとても参考になります。
その内容をさらにわかりやすくまとめたYoutube動画があるのでご紹介します。
ここに出てきますが才能についての最大の問題は
「自分の才能は自分ではなかなか気づけないということ」
ですよね。
だからこそ私たちは、興味のあるあらゆることにあれこれと挑戦してみて、まずはひたすら頑張ってみることも必要だったりします。
◆カメラの才能もあれこれやってみてから決める
カメラは同じ写真技術であっても、ジャンルによって求められるものが異なります。
「カメラマン」と一言で言っても、いろんなタイプがあるかと思います。
ちょっと考えただけでも
・子供を撮るのが得意
・商品撮影は得意
・住宅を撮るのが得意
・踊りを撮るのが得意
・陸上競技を撮るのが得意
・ファミリー撮影で、とにかく気に入られやすい
・ストロボは使えないけど自然光なら任せて
・ライティングは全くできないけど、撮影依頼はたくさん来る
・技術不足と本人は感じるけど、上手いと言われることが多い
などなど
で、先ほどの島田紳助さんの言葉から考えると、どれが一番才能を発揮できるか?は
・自分ではなかなか気づけない
・あらゆることを挑戦してみる
のが良いのです。
ですので、私もPhotoFanという写真教室を通じて、いろいろなジャンル撮影を体験・実践し、どれが自分が好きで、才能を発揮できるか?を見つけられる場にしたいと模索してきました。
そして、現在「イベントカメラマン養成講座」が幅広いジャンルを網羅して教える講座になっていったのは、そんな経緯があったからです。
◆いろいろチャレンジ出来る場をつくりたい
友人を撮影した時
家族を撮影した時
「きれいな写真撮るね!」
そう、褒めらたら嬉しいですよね。
多くの人に褒められるようになると
「カメラでもっと人の役に立ちたい」
「こんなに褒められるなら、ちょっとは稼げないか?」
と思うようになったりします。
そんな風に思った方が、イベントカメラマン養成講座の門を叩くことが多いように思います。
もっと多くの人の役に立ちたいと思うと
・会社員片手間で大丈夫なの?
・自分の実力で大丈夫なのか?
・自分の機材でできるの?
・どのくらい写真が撮れれば良いの?
なんて壁にぶつかるようになります。
こんな時に、カメラマン仲間などに相談したりすると
・「いや〜写真の世界は難しいんじゃない」って言われたり
・「やっぱり自分には無理そう〜」とか思ったりして
あきらめてしまうことが多いんです。
私は、カメラをはじめて1年でプロの世界に飛び込んだ人間なのでわかるのですが
・実はここまでできればいい
・この道具だけあれば十分
というのが明確にあります。
この2つのことを、撮影のジャンルごとに出来ればそれだけでOKなのです。
ですが、撮影ジャンルといえども
・実際に音楽発表会で撮影練習するのは難しい
・実際にダンスイベントで撮影するのは難しい
などなど、またここで壁にぶつかります。
だったら、教室で、撮影現場と同じ環境を作ってみんなで実践練習しちゃおう!!と、ホールやクラブやイベント会場を借り切ってスタートしたのが、イベントカメラマンの始まりだったのです。
また、イベントカメラマン養成講座の特徴としてあるのが何回も繰り返し学べる点です。
参加される方の技術レベルは、最初はまちまちです。
(私みたいに1年でプロになる人もいるので、、、)
で、1回通してみていろいろな気づきがあって
「もう1回やれたらな~」
と、ほとんどの方が思います。
ですので、納得いくまで学べるようにするために繰り返し学べるようにしたのです。
10月18日からスタートしますので
ぜひ、
「カメラでもっと人の役に立ちたい」
「こんなに褒められるなら、ちょっとは稼げないか?」
なんてことを少しでも考えたことがある人はぜひ、ご参加いただけたらと思います。
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イベントカメラマン養成講座
10月18日スタート(全14コマ)
※プレミアム会員ですと、参加費用がとてもお得です
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あ、最後に、好きなことで生きることの話の続き。
子供にも、好きなことで生きることの大切さを伝えるには、まずは
「親が好きなことに情熱を傾ける」
ことが大事だということです。
子供は親の背中を見て、いろいろなことを選択します。
親が好きなことに夢中になっている後ろ姿を見れば、子供も好きなことを選択できるようになりますよね!
というわけで、好きなカメラで、今日も誰かを喜ばせましょう!!
▼以下は、イベントカメラマン養成講座で、会場を貸し切って実践練習している写真です