ここ最近、以前と比べてフルサイズカメラを使っている人が増えた気がします。
レンズを含めると、価格が20~30万!!ここまでの金額、ただ単に「画質の良さ」だけで買ったらもったいないです!!
エントリー機に無いものがある!
Canonを例にとると、EOS KISS X9のレンズキットは5万円台で買えます。
それに対して、フルサイズ機だと、旧タイプの6Dでレンズも含めると約14万と、3倍近い金額に!
単に画質が良くなるだけで、なんで3倍も価格がUPするんだ!!って、擦れてないカメラ好きの方ならきっと思うはずです。
(まあ、多くの方は、擦れてしまって、カメラに対しての金銭感覚がおかしくなってるんですけどね、、、汗)
その金額の差は、単に画質だけではありません。
カメラマンをサポートする機能をほとんどの方が使っていません
エントリー機の何倍もの価格UPには、何が理由があるの!?って疑問持ちませんか?
単にセンサーだけ??
いやいや、カメラマンをサポートする機能がふんだんに盛り込んであるからなんです。
でもね、講座をやっていると、殆どの方は、まったくその機能使ってません。
価格に10万以上の開きのある、6Dと5Dの差は、AFの細やかな設定項目にあるのですが、それもほとんどの方が使っていません。
本当に難しい状況では使うよ
これらのカメラマンをサポートする機能、ブライダルの現場では使った方が良いです。
◆流れが止めれない
◆とっさの撮影で、とっさに操作してシャッターを押す
◆場面がどんどん変わり、明るさもどんどん変わる
撮り逃すのが致命傷になるため、ブライダルでは、頼れるものはどんどん頼った方が良いんです。
これら、わかりますか?
本日のブライダルの講座では、こうした機能を、全員にチェックしていただきました。
①AFポイントの縦横自動切換え
②ISOオートと、ISO上限設定
③測光モード(評価、中央重点、スポット、ハイライト重点)
④ハイライト(白飛び)警告表示
⑤ストロボ調光
⑥ユーザー設定モードで(C1、C2)
⑦AF-S(ONE SHOT)、AF-C(AI-SERVO)
⑧AF-Sと、AF-Cを、ボタン一押しで切り替える
⑨ピクチャーコントロール、ピクチャースタイル:ノーマル
⑩マイメニューの活用
これらは、私がブライダルの現場で撮影してきて
「これがないと、対応できなかっただろうな~」
そう感じるものです。
私がブライダルの現場にプロカメラマンとして撮り始めたのが、カメラをはじめて1年の時。
大ベテランのカメラマンさんに負けないために、苦肉の策で、カメラの機能をフル活用したんです。
ですので、もっとカメラを長くやられてきている多くの方は、上にあげた10個を使いこなせなくても大丈夫です。
でも、覚えておくと、本当に便利かと思います。
▼ブライダル撮影コースの第1回目から、施設を活用して実践練習
機能を使い分けて、効果を実践していきます。
▼照明をこうして、ストロボをつけはじめると、とたんに難しくなります。
でも、ブライダルは、こんな状況がザラなんですよね。
カメラの機能を使いこなし実践を試してみて欲しい
年に2回ぐらいのペースでやれればと思って考えております。
次回は2019年2月に開催していく予定です~
ぜひ、カメラのサポート機能活用を一緒に実践しましょう~