自分がカメラを仕事にしていこうか悩んでいる時に、師匠からアドバイスを頂いた言葉。
究極、これが出来てこそ、カメラマンの意義があるように思います。
お盆こそチャレンジしたいこと
カメラマンになりたい!
そう思った時に、相談に行った師匠~タクマクニヒロさんに言われた言葉があります。
「身近な人を幸せに出来ること」
モデル撮影会や写真教室でキレイな方が被写体になって撮った写真。それを眺めると、撮った本人は満足感があり、とても嬉しいかもしれませんよね。
でも、カメラマンをお仕事にしていく際は、撮ってあげた相手を満足させる必要があります。
なので、「カメラマンをお仕事にしたい!」と思う方は、まずは、自分の身近な人達を、あなたのカメラを使って幸せな気分にさせられるかどうか??など、チャレンジしてみると良いかもしれません。
日頃、会社の仕事で忙しくて、そこまで気が回らない人も、ぜひ、お盆の時期にチャレンジしてみると良いのではないでしょうか?
写真教室の先生の講評よりも大事だと思うこと
ぜひ、今まで、撮影会や写真教室で学んできた腕で、身近な人を幸せに出来るか?チャレンジしてみましょう。
サクッと考えただけでも、こんな感じで被写体像が出来ますよね。
・仲の良い女友達
・仲の良い男友達
・彼女
・彼氏
・奥さん
・ご主人
・年頃の娘
・年頃の息子
・母親
・父親
特に、仲が良い相手であればあるほど、あなたが撮った写真に対して、ストレートに反応してくれます。
『その反応は写真教室の先生の講評よりもはるかに大事!』
そう思っています。
所詮、写真教室の先生は、過去の写真と照らし合わせて、それに合っているか?それから外れているか?だけしかわかりません。
今の流行や感情含め、今の写真として評価して、それを言葉にしてくれるのは、身近な人しかいません。
年頃の娘・息子。撮らしてくれないのは?
もし、年頃の娘や息子にレンズを向けた時に嫌がったら、それは、あなたはいつも撮っている写真を気に入ってない可能性があります。
私の経験ですが、親が写真が得意でない場合、子供は写真を撮られることを嫌がる傾向があります。
子供たちが自撮りする以上に
◇男の子なら、カッコよく
◇女の子なら、可愛く
撮ってくれるなら、間違いなく撮った写真を欲しがります。
そしてその写真をインスタや、Twitterに使います。
そして、レンズを向けるたびに、ポーズをとってくれるようになります。
もし、レンズを向けても嫌がるなら、それは、あなたの撮る「写真」を子供たちがあまり好きじゃないのかもしれません。
だとしたら、インスタや、Twitterで、娘さん・息子さんの同世代の子供たちの写真を見て研究するのが良いです。
人気の写真の雰囲気で撮ってあげれば、喜ばないことはないかと思います。
逆に
「撮った写真、早く頂戴」
と言われるように出来るように目指しましょう。
猛暑だからこそ気付けることもあります
この連日続く猛暑の中での撮影も大変です。
ですが、だからこそ、キレイな風景を見つけて、「ここで撮ろうよ」と言った後は、短時間で撮影し終えないと
「もう、撮るのは暑いから嫌だ~」と避けられてしまいます。
撮影の準備をしている間に、少しでも日陰や室内に居てもらい、準備が出来たら撮影ポイントに来てもらって、数枚撮って終える。
当たり前のようなんだけど、撮影にすご~~~~~く時間がかかる人が多いのです。
その人たちは、なかなか自覚がないものと思います。
写真教室などでは、「もっと早く撮って」と指摘する先生は、ほぼいませんからね。
このように撮影していくと、被写体側からするとけっこうツライので
「時間かかりすぎや~」
と、指摘されて気づけるかもしれません。
指摘されたことは真摯に受け止めて
「もうやだよ~」
「スマホの方がキレイに撮れんじゃん~」
「もう撮らなくていいよ~」
「もっとキレイに撮ってよ~」
「はやく~」
身近な人を被写体にすればするほど、時には容赦なく罵声があがるかもしれません。
でも、その言葉、ありがたいと思いましょう。
だって、それこそが、被写体の方が、あなたの撮影スタイルに対して思う、ストレートな感想なんですから。
ですので、これだけは守りましょう。
絶対に反論しない事!!