ストロボライティングで、背景に影が出て困った時の対策法

ストロボライティングで最も簡単な1灯ライティング。

ただ、このストロボライティング1灯は、影を消すための光が無いので、影の処理に悩む声を多く聞きます。

 

今回は、その対策について書いていきます。

 

 

 

こちらが、実際に壁に影が出てしまった写真。

 

これは、背景が近いために、影がフレームの中に入ってしまうためです。

 

 

 

ですので、対策としては、「背景から人物を離す」。

 

背景を離すことで、上の図で言うと、影がカメラマンから見て、右に移動します。

そのため、影を、フレーミングの外に移動させることが出来ます。

 

そうなんです!

影を消すという発想ではなく、影をフレームの外に逃がすことを、真っ先に考えましょう。

 

 

もしくは、光の質を和らげることで、光によって生じるコントラストを下げて、影も薄める方法です。

レフを使わなくても、光の当たっていない顔の右側の影も薄くなります。

 

 

 

ストロボ1灯で、背景に影が出る時の対策は

 

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◆背景から人物を離して、フレームの外に影を逃がす

◆光そのものの質を和らげ、影を目立たないようにする

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あ、あと、忘れていけないことが1つあります。

 

◆カメラマンと被写体の距離感・レンズワークも注意!

 

撮影する際に、人物に近づきすぎて撮影する人がとても多いのですが、これも、影が生じる原因になります。

 

 

レンズの広角側を使ってしまうと、背景の入り込む範囲が広がってしまい、影を逃がしきれません。

 

 

なので、カメラマンが、人物から充分距離を撮り、レンズの望遠側を使います。

背景の写る範囲が狭くなるので、フレームの外に影を逃がしやすくなります。

 

 

1灯ライティングは、とても簡単に出来て、想像以上に良い写真が撮れます。

 

ただ、影消しのライトが無い(通常2灯目とか、3灯目が影消しになります)ので、影をフレームアウトさせるという発想で対策をするようにしましょ~!

 

 

 

【みなさんにお願い】

※悩んでやりたいことが止まってしまうのは、限られた人生の時間がもったいないです。

 

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撮影や講座など、取り込んでんければ、なるべく早くメールで返答致します。

 

 

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