※少しづつ、内容を更新してます
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(夏の撮影は大変です)
※夏場の晴天下では、日陰を探して、そこに二人を立たせて白トビを防ぐようにしてます。
クリップオンストロボも使ってます。
※ドレスを整るまでの時間を使って、何枚も何枚も撮りながら、設定を調整しました。
※全然調整がうまくいかなかったら、白トビさせないで、後でPhotoshopで対応するくらいの気持ちで挑むしかないでしょう。
もし、あなたが、友人の結婚式で、カメラマンをお願いされたとしたら、どうしますか?
もし、その時、どこかで不安を感じたら。
私は、不安を感じたら撮るべきではないと思ってます。
とはいえ、なんとかなるだろうと楽観的になるのも、正しくありません。
なぜなら、結婚式場での撮影は、普段の趣味レベルの撮影と違って、
「驚くほどうまく写らない」からです。
なによりも、状況を瞬時に判断して、冷静に撮ることは、熟練の式場専門カメラマンでない限り、非常に難しいもの。
しかも、そういう方の料金は、ビックリするほど高価なので、あなたにお願いが来ているのです。
とはいえ、あなたにも意地がありますよね?
「私は、カメラが得意です!」と言った手前、そういうお願いを断るのはどうか?と
わかります。すごくわかります。その気持ち。
ですので、そういう時に、少しでもお役に立てればと思って、少しコツを書いておきたいと思います。
<機材>
最低でも以下の1セット
・1眼レフ機ボディー(ミラーレスは、現時点では難しい)
・標準ズームレンズ(できれば、開放値の小さいもの)
・クリップオンストロボ(なるべくメーカー純正で、一番高い機種)
・バッテリーの替え
・クリップオンストロボ用に、電池(エネループ以上)を2セット
・メモリカードは2000枚分くらい(RAWなら、16G×4~5枚)
もし揃えられるなら
・1眼レフボディーもう1台
・超広角ズームレンズ
・クリップオンストロボももう1個
補足があります【超重要!】
・メモリーカードは、エラーが出ないか、確認しておきましょう。
買ったばかりのを、すぐ使うのは怖いです
・クリップオンストロボの電池は、しっかり充電してください
けっこう、クリップオンのバッテリーで失敗する方が多いです。なめてはダメです。
また、自分は、撮影直前にセットします。
装着したままだと、漏電してる気がするからです。
<事前の準備【前日までに済ませましょう】>
事前に、当日の流れをチェックしておく
新郎新婦に進行表をもらう。
チェック項目(不明な点は、要確認)
何時に入れば良いか(入り時間の30分前に入るのがベスト)
・プライズルームで撮れるか?
・挙式リハーサルは撮れるか?
・挙式本番中は、動いて良いか?(動ける範囲も確認)
・フラワーシャワーがあるか?
・ブーケトスがあるか?
・集合写真を自分が撮るのか?の確認
・御着替えの後は、テーブルラウンドか?キャンドルサービスか?
・全体通して、ロケ写を撮るタイミングがあるか?
進行表にも目を通しておく
カメラマンは、先を読んで行動するのが楽なので
天気予防チェックも大事
雨は室内中心になると思います。
無理に外で撮るようなことは、ないと思います。
<当日はここを、、、>
新郎新婦や、介添えさんとのコミュニケーションを
積極的にして、確認がスムーズになるようにした方が良いです
当日の流れでチェックしていく項目
<挙式に備えて>
・挙式リハーサルで、キスの話題になったら、「長めで5秒くらい」と言いましょう
・挙式リハーサルで撮れるなら、この時にリングピローや、指輪交換の写真を撮りましょう
・挙式前に、カメラマンがどこで撮れるか?を確認した方が良いです
◆席についてくださいと言われたら・・・ちゃんと席から撮ること
◆バージンロードは基本的にNG
◆その他の動ける範囲を聞いておきましょう。祭壇の上に上がれるかなども
<テーブルラウンドに備えて>
・どの順で卓を回っていくか分かればOK
一応確認することで、会場の人も、カメラマンに任せて良い気分になります
<テクニックなどで>
1、来てから撮るのではなく、来る前に撮り始める
新郎新婦が来る前に、その辺に居る人を撮りながら露出の確認をする。
進行表見て、その場所に誰よりも先に行って、ためし撮りをする
2、とにかく飛ばさない
白トビは復旧不可なので、飛ばさないように。
新婦のドレスと、顔を飛ばさないこと。
白トビ警告を再生画面で表示させるようにしましょう
3、屋外はPでやることも。その理由は
屋外でストロボを使うと何が難しいかって!?
それは、SSは1/200に制限されるから。
わけがわからなくなりやすいのでPがおススメです。
室内と屋外を行き来する時に注意するのは、ISOです。外は、ほぼ100~400.
また、手ブレを起こさないようにSSもチェックしましょう。
4、室内も、一番見るのはココ
室内でも、一番気にしたいのはSSです。
手ブレはもちろん、被写体ブレも感がえて、SSを決めること
5、全場面でストロボ使うので
ストロボの調光ウンヌン以前に、電池の残量、前日の充電などを、しっかりすること。
<事前の心構え>
1、事前のイメージトレーニングが大事です。
流れの中で、自分がどういう設定で撮っていくのかイメージトレーニングすることが結構練習になります。
他のカメラマン(ブライダルのプロカメラマン)の写真をじっくり眺めておくだけでも、かなり違います。
↓↓↓
ブライダル写真でイメージできます
※設定情報なども見れます
※他の方の写真を見る時は、どの場面でどういう設定にしているか?なども参考になります。
2、撮影パターンでの撮り方を想定する
大きく分けると
1、歩いてくるのか?=SSは1/125以上
2、止まった状態なのか?=SSは1/60以上
これらを想定して、カメラに事前に仕込んでおくことも出来ます。
例えば、披露宴の入場。
入ってきて最初は立ち止まってお辞儀します。この時は1の状態
その後、歩きだします。その時は2の状態。
1と2に対応するために、自分は、カメラのユーザー設定C1に、歩く時のための設定を仕込んでいます。でないと、間に合わないと思います。
【例えばこんな感じ】
C1:入場場面で、スポットライトのある式場用に(Sモード。細かい設定は企業秘密)
C2:光が一定で、動きのある場面に
C3:望遠レンズなど使う時用(MでSSを1/160以上にしている)
ざっくりいうと、この1、2の対応と、以下の2つの複合になります。
なので、パターンさえわかってしまえば、そんなに慌てなくても撮れるようになります。
3、明るいのか?
4、暗いのか?
3、ホームランは狙わない
アート的に撮ろうと、無理にF値を開放にしたり、SSをゆっくりすると、慣れてないあなたは、絶対に失敗します。
無難な設定を心掛けて、良い表情を撮り逃さないように、シャッターチャンスを狙い続けましょう。
※ちなみに、Fは4でも充分キレイに撮れます。寄って撮れば、ボケてくれますからね~
4、マニュアル撮影モードにこだわる必要はない
状況に応じて、AやSやPを使い分けて良いんです。特に設定がわけがわからなくなった時に、Pを一枚撮って、その設定情報から、いろいろ見えてきます。
ころころ光が変わる状況などでは、自分も、PやSを多用します。
あくまでも自分は、式中はAモードは使いません(SSが不意に落ちて、ブレ写真になるため)
<裏技的なもの>
・先にも書きましたが、みんなが整う前に、空撃ちしながら設定を調整すること
・RAWで撮って、色温度や、露出の細かい調整は後でするという発想でもOK
・技よりもトーク
カメラマンは黒子だけど、芸人かもしれません
場を笑わせることで、素敵な表情を狙いやすくなります
・大きく撮って、トリミングするという発想も
※入場でスポットライトがある時に、こんな写真が撮れる設定をC1に仕込んでます
<とても大事なこと>
・「二人に任されてるので!」と言って、一番前に入れてもらう
時々、タイミング外して、ケーキカットなどの場所取りに失敗するかもしれません。
そういう時は、「二人にお願いされているので、通してください~」と声を張り上げて、一番前にいどうしましょう。
・「撮れなかった」ではなく、「撮らなかった」んじゃないのか?
状況によって、撮影チャンスを逃してしまいそうな時、「撮れなかった」と主張しがち。
でも、あなたが撮らなかっただけです。上の項目の内容も踏まえ、どんな状況でも撮れるように!!
・とにかく声を出して、アピール
集合写真は、とにかく「はい!撮ります~!」と声を出して撮る
外の方がカメラを構えると、目線がソッチに行ってしまうので、そういう時は、先に撮らせて
カメラのレンズを向けないように一言言うようにする。
・集合写真は3枚以上撮る
連射でなくても良いです。トークでつないで、3枚くらい撮りましょう。
1枚では、目つぶり写真のリスクがあります
↓↓↓
テーブルラウンドなどでは必須
2~3名の少人数で撮る時も2枚は撮りましょう
・失敗しても顔にださないこと
狙った通り撮れなくても、式中は不安な顔を見せないこと。
新郎新婦も不安な表情になってしまいます。
・1枚目は失敗してもイイ。そこから設定をすぐに見直す
先回りして撮ってるにも関わらず、みんなの準備が整ってからの1枚目が上手く撮れないことは多々あります。
そんなのは、プロでも普通にあります。ですので、そこで失敗したと顔に出さない。
「良い感じですよ~、もう1枚撮りますね~」と、トークでつないで撮利続けてください
あ!!
いちばん大事なこと、
書き忘れてたので、最後に!!
超大事なことです
それは
価格.comのような
掲示板で質問しないこと
未経験者が、書き込んでるだけです
混乱して、ますますわからなくなりますよ~
あと、時間に余裕ができたらでいいんで、
あらためて自分の技術を見直すことを
おススメします。
全部の撮影モード使いこなしてますか?
「P」「A」「S」「M」を全て使いこなせると
撮影は楽チンですよ~
※おすすめページも見つけました!
こちらもかなり参考に出来ると思います
↓↓↓
コチラ
ここまで読んで、まだ心配なあなた
絶対に撮らない方が良いです。
あなたのためにも、頼んできた友人のためにも。
強い気持ちで、お断りしましょうね☆
結婚式の撮影は断って
2次会で撮らせてもらいましょうね!
↓↓↓