本日、ブライダル撮影講習会にご参会いただきまして、誠にありがとうございました。
藤沢、大和、小田原、群馬、静岡など、遠方からご参加いただき、とても光栄です。
時間ギリギリまで実践撮影を行ったので、質疑応答時間がほとんどありませんでしたので、ここでアンケート用紙などに書かれておりました、ご質問に回答したいと思います。
Q)何枚撮りますか?
A:挙式+披露宴通して、500枚以上の写真の提出をカップルに提供を約束する写真事務所が多いです。
ブレやボケや白トビ無く、似た写真もNG。で、差し引いて500枚以上になるようにする必要があります。
自分は、ブライダルカメラマン初期のころは、出せる写真は30%くらいだったので、ずばり、500枚÷30%で1700枚くらい撮影をしていました。もちろん、今は、もっと成功率は上がっています。
Q)カメラ2台持ちでレンズの付け替えのタイミングなど教えてください
A:メインカメラは、24-70mmF2.8で、これは、一切レンズ交換はしません。
つまり、何があっても、確実に撮るために、メインカメラは、標準レンズで付け替えしません。
ただ、標準レンズだけでは、フレーミングのバリエーションに限りがあるので、もう一台を、広角や望遠、単焦点など付け替え用にして、バリエーションを増やします。
付け替えのタイミングは、「次に、何があるか?」を考えて、前もって付け替えをしています。
もし、前読みして、そのレンズの焦点距離が全然合わない時は、メインカメラの方で撮ります。
Q)ついついアップばかりで撮ってしまいますが、どうしたらよろしいでしょうか?
A:自分にルール付けすると良いです。
あらゆるシーンで、最初は「横の引き」で撮り、次は「縦の引き」で撮り、それが終わったら、アップを撮っても良いと、自分にルール付けするのが良いと思います。
このルール付けを癖にするだけで、自然と、3倍、フレーミングのバリエーション量が増えます。
Q)ダンスの撮影などにも応用が効きますか?
A:私自身、もともとダンスをメインに撮影しておりました。
ダンスを撮っているカメラマンさんに多いのは、「ダンス中の写真だけは、上手い」という方。
集合写真など撮らせると、とたんにボロボロになってしまうことが多いのです。
そういった方にとっては、あらゆる場面での写真が変わります。
やはり、ブライダルは、どんどん状況が変わる中で撮るので、対応能力がメチャクチャUPすると思います。
(そいれゆえに、「スナップの王道」とも言われたりします)
Q)設定がままならないので、Pモードで撮っても大丈夫ですか?
A:カメラの失敗のブレの原因はシャッター速度が遅くなることです。
Pモードは、基本的に、SSを1/60、F4に合わせようとしますので、Pで撮りやすいのなら、それでもOKだと思います。
ただ、Pは、環境により、SSが1/60より遅くなることもあります。大事な場面で、不意にそうなると、失敗してしまう恐れがあります。
だとすると、失敗を避けるために、S(Tv)にした方が安全かな?と
F値も、あまり下がりすぎると、被写界深度が狭くなるので、失敗の原因になりやすいですよね。
SだとF値がコロコロ変わるので、被写界深度を確実に保てると言い切れません。
ですので、SSも、Fも確保するために、Mが良いですよね。で、ISOオートだと環境の変化にも対応しやすいです。
ただし、、、、
Canonは、ストロボONにしたとたん、ISO400に固定されます。なぜだ!Canon
この点、Nikonは、ストロボONでも、ISOオートが使えます。(←なので、Nikon機買いたい!マジで、D500買おうか、検討中)
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実際に、ブライダルの撮影に入られた方。
その成果を、お知らせいただけると幸いです。
どんなところが難しかったか?
講習会で学んだことで役に立ったことはあったか?
今後の講習会内容の改善のためにも、ぜひ、お知らせくださいませ。
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