撮影現場で「写真って買えるの?」と言われた時の対処法

カメラマン事務所などに登録して、事務所の依頼で撮影現場に向かったあなた。

その現場で、撮影する被写体の方から、「写真って買うことできますか?」と聞かれることがあるかもしれません。

そんな時に覚えていて頂きたいことを書いておきます。

 

あなたは、誰の依頼で撮影したのか?

カメラマンさんであれば、現場で「写真が欲しい」と言われることは少なくありません。

ですが、そんな時は、必ず知っておいて頂きたいことがあります。

 

 

あなたに、その写真の依頼が舞い込んだ時は、必ず、その依頼の流れを覚えておきましょう。

 

A)カメラマン事務所からの依頼

B)マッチングサイト(Our Photoなど)経由の依頼

C)友人に紹介されて、直接やり取りして依頼をもらった時

 

それぞれの場合ごとの回答方法について、以下、お知らせ致します。

 

 

Aの場合の答え方

カメラマン事務所からの依頼の場合は、このように答えてください。

「事務所の方に聞いてもらえますでしょうか?」

 

実際に、私も、企業の中途採用向けの写真を撮りに現場に行って、先方の現場の担当者から写真を求めてられることがあります。

 

でも、この時の依頼の流れは、こうだということを思い出してください。

◆中途採用を募集する企業→◆中途採用のサイトをやっている会社→◆カメラマン事務所→◆カメラマン

 

この時の、「商売に関わる判断」に関してだけは、カメラマンは、カメラマン事務所か、カメラマン事務所を通じて、中途採用のサイトをやっている会社に確認する必要があります。

 

 

結婚式場で、新郎新婦に、「写真全部買いたいんですけど」と言われたりしても、それがカメラマン事務所を経由しているのなら、必ず、「では事務所に後で確認します」と回答するようにしましょう。

 

ちなみに、イベカメ、PHOTO FANで、生徒様に依頼することもございます。お金が介在する場合についての基本は、このAの考え方です。

つまり、私に真っ先に相談してくださいね。

 

 

Bの場合の答え方

マッチングサイト経由の場合は、マッチングサイトの規定に沿った流れでの回答が原則かと思います。

 

七五三を撮ってて、良い写真がたくさん撮れ、依頼してきた相手からも、「OurPhotoだと30枚と書いてあるけど、もっと写真欲しいんですけど~」と言われた場合、基本は、そのマッチングサイトの規定があることを伝えて、後で連絡すればいいかと思います。

 

カメラマンは、ついつい自分だけの力で撮影を受けたものと思いがちですが、一般的なカメラマンにはそんな力(集客力)は無いです。

集客はマッチングサイトがやってくれているので、その点を感謝しながら、マッチングサイトを活用するようにしましょう。

 

 

Cの場合の答え方

撮影する依頼者とカメラマンが直接話をしてきて、間に誰も介在しない場合は、カメラマンが直接その場で交渉して良いかと思います。

 

 

よくわからない時などの考え方

 

ここに書いた商道徳的なものは、会社員で営業などをやったことのある人なら、すぐに理解して頂けることです。

ですが、技術者や、事務職しか経験の無い方ですと、この辺がわかっていない場合もあるかと思います。

 

ですので、基本は、悩んだら、自分で判断せずにすぐに、自分に依頼をしてきた人に相談すればいいのです。

 

 

とにもかくにも、「写真を買いたい」と言われたら、「依頼者は誰??」をすぐに思い出してくださいね

 

 

現場で困ったことがあったり、解決方法がわからないなど

「誰か相談者が欲しい!~~」

なんてこと、ありませんか??

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