カメラマンは、撮影現場では黒子に徹しましょう。
姿だけでなく、音も、まわりの邪魔にならない配慮が必要です。
カメラマンが音を考えないといけない現場の例
日頃、撮影の音に関して考えてないカメラマンさんも、この時は、音に敏感にならないとですね。
・音楽発表会撮影
・ライブ撮影でアコースティック系
・バレエ撮影(最近、静かな舞台が多めです)
・オーケストラ撮影
・ピアノの発表会撮影
・ディナーショー撮影
・セミナー撮影
・お教室撮影
などなど
カメラマン事務所などは、カメラマンの使っている機材を把握して、音がうるさい機種を使っているカメラマンには撮影依頼をしません。
音対策はどんなことをやるのか
演者が気になるのは
◆シャッター音
◆合掌音
です。
さきほど挙げた撮影ジャンルでは、この2つをとにかく小さくするか、消す必要があります。
シャッター音は
◆静音シャッター
◆ソフトシャッター
◆サイレントシャッター
◆電子シャッター
などを使います。
合掌音は
◆カメラの音を切る
とにかく音が出ないように、家で試すのが良いでしょう。
ちなみに、私が使っているEOS 5D mark3ではこんな風にしています。
・シャッター音
=静音シャッター
・合掌音
=AI SERVOにすると合掌音しない
もし、音が小さくならない場合は、バスタオルなどに包むなどの方法があります。
カメラのシャッター音は
「なんか撮ってる気がするから」
と言って、うるさめのものを選ぶカメラマンさんも少なくありません。
でも、現場では、邪魔になってしまいます。
また、ミラーレス機のサイレントシャッターも、いろいろ問題が出ることが多くあります。
Sonyのα7Ⅲは、縦縞が出てしまい、写真として成り立ちません。
現場に入ってから
「あ~~~なんだこれ~~」
とかならないように、日頃の練習や、家で、試しておきましょうね?
と、現場に出て気づくこともたくさんあります。
ですので、練習は、なるべく本物の現場を使って練習したいもの。
それを一人でやるのは難しいので、こんな講座をご用意してます!