長く写真をやっている人で、時々、「撮って出し」の写真に価値があり、手を加えちゃいけないかのように言う人がおります。
それも一理ありますが、手を加えた方が良い時は、積極的に手を加えた方が喜ばれると思います。また、カメラ撮影技術の向上にもつながると考えます。
編集することで、脳がそれを目指したくなる
あくまでも私の考えですが、初心者こそ、編集をしっかりやるべきです。
その理由は2つあって
◆しっかり写真を見返せる
◆もっと良い撮り方を考えられる
という点です。
しっかり写真を見返せるメリット
・露出の失敗
・ピントボケ
・ブレ
など、カメラマンの癖やミスで起こる失敗は、写真を見返えすことで改善をすることが可能です。
ただ、これは、見返さないと、気づけません。
撮ったまま、そのままにしていたら、一向に、こうしたミスは改善しません。
もっと良い写真を考えられる
編集作業では、トリミングなどをしていくことが多いかと思います。
また、水平なども修正することでしょう。
そうした作業によって、「あ~、撮影時に、こんな風にフレーミングすれば良いんだ~」ということが分かるようになります。
脳の中でイメージが出来上がっていくので、撮影時も、なるべくトリミングしなくても良いようにフレーミングをしていけるようになっていきます。
実際に写真を編集すると、どこまで変わる?
実際に生徒さんに頂いた写真があるので、さっそく編集してみました。
編集前と、Afterの違いをご覧になってみてください。
あくまでも私の編集の仕方ですので、このやり方だけが正解では無いことは、ご理解くださいね!
【▼編集前】
【after】
【▼編集前】
【after】
【▼編集前】
【after】
【▼編集前】
【after】
【▼編集前】
【after】
【▼編集前】
【after】
これは、いろんなやり方があって良いかと思います。
私は、ランプの光の雰囲気の良いところをクローズアップしました。
写真の失敗とは何か?
多くの撮影者が
「上手く撮れなかった」
「撮影に失敗した」
と、口にすることは、本当は失敗では無いかもしれません。
編集を加えることで、本当の失敗が何か?が見えてくるはずです。
私は、写真の失敗は
・ブレ
・ピンボケ
・白トビ
の3つだけだと考えています。
これ以外は、編集でなんとか出来ます。
ということは、この3つさえクリアしていれば、あなたの写真はもっと良くなるのです。
編集ソフトをとにかく使おう
写真を編集するソフトはLightroomをおススメしています。
カメラを買って勉強しているけど、今一歩上手くならないという方。
もしかすると、編集技術を覚えることによって、上達が早まるかもしれません。
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