「屋外で人物撮影する時に何を意識していますか?」
そんな質問を頂いたので、書いてみたいと思います。
声がけ
カメラマンは撮影時に喋りまくっているイメージがあるかと思います。
そんな風に教えるカメラ教室もありますよね。
ただ、これは個人差もありますし、それぞれで良いかと思います。
実際に、超ベテランカメラマンさんも、声がけはそれぞれです。
私もカメラマンをスタートしたはじめのころから、多くの方に対して、様々な声がけを試してきました。
飽きるぐらいに撮影してきて、その経験でわかったのはこちら。
◆無理して喋る必要はない
◆撮るタイミングがわかるように一言
自分は、「はい~、はい~」とタイミングを伝えながら撮ります。
◆「いい感じ!」「素敵です」くらいは、合間合間に必ず言う
日頃、イタリア人のように女性を褒めちぎれる人でない限り、なかなか褒め言葉は言えないです。でも、イイ感じです~、素敵です~くらいは、なんとか言えると思います。
◆無言にならないように、最低限何かを言うこと。
良いです~だけでも良いと思います。
これは言わないかな?
私は主に、ウエディングや出張でイベント撮影をすることが多いカメラマンです。
ですので、人物を撮影する場合は、レンズを向ける対象はモデルさんではなく一般の方です。
ですので、この言葉は言わないな~というで、真っ先に思い浮かべるのは。
「自由に動いてください」
ですね。これは言わないです。一般の方は動けないですからね。
撮影以前に大事と思うこと①
・女優の北川景子さんは、現場に入る時、かならず笑顔で入ると決めているそうです。
・AV男優の加藤鷹さんは、撮影本番前に女優さんとたくさん話をして打ち解けるようにしておくのだそうです。
・TVで特集されたベテランカメラマン渡辺達生氏は、撮影の前に、相手が若いタレントさんでも、とにかく喋って気分をほぐすようにしているそうです。
スゴイ人ほど、威圧感を出さないように意識されていることがわかりますよね。
撮影時に何をするか?ばかりに気を配りがちですが、撮影前から場を和ませることを意識するのも大事なように思います。
◆笑顔
◆第一声は、明るい声で
撮影以前に大事と思うこと②
なかなか誰も言ってくれないことがあります。意外に見落としがちなのは、身なり。
人対人のことなので、少し身なりに気を遣った方が、撮られる側も気分が良く、表情も良くなるかと思います。
例えばあなたが、今日はカメラで撮る側で無く、撮られる側になったとしますね。
その時、撮るカメラマンさんが、身なりも不潔で、態度も横柄な人なら、「早く撮影終わって欲しい」と思う確率が高くなるかもしれません。
一方、例えばあなたが男性で、カメラマンさんは女性カメラマンさんで、化粧バッチリで身なりもキリッとしてて、あなたを丁寧に扱うかのように接してくれたら、あなたも、そのカメラマンさんのために頑張ろうという気持ちになりませんか?
◆身なりは、清潔感があること
こうすれば、いろいろわかります
今まで書いてきたことについて、頭でわかってるだけでなく、実際に体験した方が、身につきやすいと思います。
・こう言われるとわかりやすいな
・これは対応できないな
・こんな感じに接してもらうといいな
・こう言われると笑顔になるな~
などなど、モデル役をやると、答えがすぐにわかるようになります。
ですので、時には
「撮られる役になる」
ことも大事かな?と思います。
ポートレートの練習に、お金をかけてモデルを呼ぶというも良いですけど、時には、仲間内の撮り合い練習なんかもしてみてはいかがでしょうか~??
お金をかけずに高い練習効果が得られるかと思います。
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