写真の力って、愛情によって生まれると思います



写真に価値を生み出すために
カメラマンに絶対にして欲しいこと

フォトファンで、写真の価値を考えるお話をさせて頂きました。
けっこう、その話が印象に残っている方がいるようですね。
このブログを読まれてる方、もしくは、フォトファン、ダンス撮影講習会にご参加された方で、今後、自分と一緒に現場に出て頂くようになるカメラマンさんも現れてくると思うので、もう少しだけ突っ込んだ話をさせて頂きますね。

※ダンス写真という切り口になってしまうことは、ご了承ください。

ダンス写真が、ダンス動画と違う点があります。

それは、ダンス写真は、動画と違って、リアルじゃない点じゃないかと思います。
動画では、その性質上、以下のことが明確にわかるようになってますよね。
(テレビなどのドキュメンタリーでなく、一般的なダンス動画のこと)

<<動画は>>

・チームで踊っている時に、主役・脇役がハッキリわかる
・素人ダンサーさんとプロダンサーさんの動きの違いがわかる
・振りを忘れた、間違えたなど、はっきりわかる

これに対して、写真は以下のような特性を持ちます

<<静止画・写真は>>
・誰もを主役に出来る
・誰もをプロダンサーさんのように見せることが出来る
・誰もを美化することが出来る

とはいえ、写真のカメラマンさんなら、誰でも出来るか?というと、そんなことはないんですよね。。。

<<カメラマンによっては>>
・使用するレンズの焦点距離が合わないと、先頭で踊る人しか主役にできない
・変なポーズのまま写真を出してしまう
・変顔などの写真で、ダンサーさんの魅力を下げてしまう

ダンサーさんの美しさだけを写真で残すのは、正直、スキルが必要です。
また、何よりも、愛情、そして根気も、とても必要です。

自分の場合ですが、、、
例えば、撮影したのが女性ダンサーさんなら、恋人だと思って撮影後に、編集・選別します。
子供ダンサーさんなら、自分の息子、娘のように考えて撮影後に編集・選別します。

想像してみてください。

例えば、、、

自分の子供が、変顔のまま写真になってる。
そのままSNSなどに拡散されて笑いものにされる、、、

そう考えたらゾッとします。

イジメの対象になるかもしれない。


あなたが親だとしたら、そういう写真を撮るカメラマンを許せますか??

許せないですよね。

「なので、自分は、こんなところに気を遣ってます」

【撮影時は】

プロカメラマンだからと言って、素人ダンサーさんを撮って、シャッターを一回押しただけでキレイに撮れるか?というと、それは無理だと思います。
だから、自分は、シャッターは多く押します。相当押します。
「連写はしない」とみなさんに話してますが、連写しないだけで、相当シャッターは切ります。良い表情を求めればこそ、指に力が入ります。
出来高(何枚撮って、何枚提出出来るか?)何パーセントか!?は、自分の中でも気になりますが、それはプロダンサー相手の撮影の時だけ。一般ダンサーさん相手にそんなこと考えません。

【編集時は】

多く撮った写真は、表情を見て、ひたすら選別して、良い表情だけを選別します。
それは、恋人を見る目だったり、自分の息子・娘を見る目だったり。ある種、愛情の目でです。
※なので、撮ったみなさんのことは、すごく覚えます
時々、撮った枚数が少ないからと、なんとか提出枚数を増やそうと、多少変顔でも出してしまうプロカメラマンも居ますが、そういうカメラマンは次から仕事は来ません。私もそういう、愛情に欠けるカメラマンさんには、次回からは仕事は回しません。
踊るカメラマンチームというチームを作ったのは、こうした意思を統一したいこと、それと、全写真を自分がチェックするというフィルターを通したいと考えてのことなんです。

とにかく、言いたい。

大切なのは
です!

こんな感じに書いてみましたが、キビシイと思いますか?
そんなことないですよ。写真が好き、撮るのが好きというあなたには、必ず出来ることです。
改めて、現場などに出る方、出た方は、愛情を持って、根気よく撮影して、選別して、そして編集してください。
※トリミングもしっかりしてくださいね(事務所によっては、トリミングを事務所がやるところもありますが、私のところでは、編集全般はカメラマンの役割です)。
写真に愛情を持って、それで頑張っていきたいんだ!
という、熱いハートのカメラマンさん、一緒に現場行きましょうね!
↓↓↓
日程はこちら

※かならず、ダンス撮影講習会の受講が必須ですけど、、、汗

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