イルコさんが薦めるNisshinジャパンのi60Aってどうなの?
マニュアル発光だけでなく、TTLもしっかり動作するタイプのオススメは?
この3つで比べてみましょう。
◆純正のフラッグシップモデル=600EX-RT(600)
◆純正の中級モデル=430EXⅢ-RT(430)
◆イルコさんおススメモデル=Nisshin i60A(i60A)
大きさ比較
特に、i60Aは、中級レベル並みの大きさが魅力です。
価格比較
価格.comで比べてみると
・430は、27180円
・600は、53616円
・i60Aは、34560円
600は、かなり高いですね。
i60Aも決して安くないけど、430に、わずか数千円足せば、なんとか買える金額です。
光量比較
ストロボの光量が重視されるわけは?
ストロボはボディーが持っている最大発光量が大きいほど、余裕をもって明るく照らすことが出来ると言われています。
つまり、ちょこっとだけ光らせるだでも、光量に余裕があるストロボで撮った方が良いようです。
なので、マニュアルで「最大光量」に設定して、光の量を比べてみました。
※マニュアル発光で光量1/1、焦点距離50㎜に合わせてます
※カメラの設定は、SS1/80、ISO100、F22
まずは430から。
こんくらい。
600は、どのくらいかというと、これ。
まあ、430よりも、かなり光が強いわけで、これがフラッグシップたるゆえん。
じゃあ、i60Aというと。
ああらら、同じ50㎜だけど、光の広がりが少し違いますね。
少し焦点距離を広げて35㎜にするとこんな感じ。
お~!!
600にまったく引けを取らないかと思います。
操作性
ストロボを使う時って、かなり頻繁に光量を変えます。
背面のボタンの数を見ると一番シンプルなのはi60A。
ちょっとシンプル過ぎるかな??とも思いますが、操作性は悪くないです。
まず、ノールックで操作出来るのは
・600
・i60A
1アクションで光量を変更できる
・i60A
2アクションで光量を変更出来る
・600
3アクション以上必要。しかも、パネル見ないと不安
・430
TTLの信頼性
これは、純正が圧倒的に良いかと思います。
とはいえ、i60Aも、しっかりTTLが効いています。
もし、不具合が生じた時に、カメラメーカーに持ち込んで1回で解決出来るのがメーカー純正の魅力です。
ちなみに、Amazonで、安いストロボをたくさん見ます。
何が、これだけの価格差になるかというと、TTLです。
TTLが無いと、イベント撮影などで、まったく対応出来ません。
なので、正確なTTL機能だけで2万円の価値は十分あると、私は考えています。
ただし、正確なTTL機能に限ります。
純正にない特殊機能
これも、i60Aの魅力だと思うもの。
それは、多灯の機能かと思います。
◆光学スレーブが出来る
◆NASと呼ばれる通信システムを使うことも出来る
◆それと、これも、すごい使い勝手を良くさせてるアイテムです
ストロボの先っぽにつけているディヒューザーが秀逸!!
これを付けると、全長が大きくなってしまいますが、イベント撮影では、これ無しでは考えられません。
メチャクチャNICEなアイテムです。
i60Aをオススメするわけ
◆小さくて安い
◆フラッグシップ並みの大光量
◆正確なTTL性能※
※マイクロフォーサーズ機、SONY機、FUJI機は、純正よりもNisshinのi60A方が優れていると思います。
※Canon、Nikonは、純正ストロボが非常に優れています。
この2メーカーだけ、TTLの信頼性が純正が一番なので、最初の一台はメーカー純正のストロボを買うことをオススメします。
え!?まだ、カメラにばかりお金かけてるの??
カメラは、ボディーよりも、レンズや、ストロボの方が重要です。
最新の50万円のカメラで、ショボいレンズやストロボ無しで撮るよりも、数年前の型落ちカメラでも、良いレンズやストロボを使った方が、数倍も良い写真が撮りやすいです。
ストロボの魅力を知りたかったら、例えば、こんな講座を受けてみると良いかもしれません。