「望遠レンズで構図と上手く見せるコツがわかる」講座の感想

望遠レンズを使用することによって

◆ファインダー内の情報が整理される

◆望遠レンズの効果を発揮

などで、写真表現が変わります。

 

この部分に特化した講座ですを開催致しまして、参加頂いた方から感想を頂きました。

 

こんな感じに回答を頂いております

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(1)参加前の悩み

(2)この講座の参加を決めた決め手は?

(3)参加されていかがでしたか?

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(1)望遠レンズの使い方が何となくわかっていましたが、きちんと習いたいと思って参加しました。

 

(2)テーマがハッキリしていて、これだ!と思って参加を申し込みました。

 

(3)露出補正をオートで出来ることなど、いろいろ教えて頂きました。

   人物を撮る時に望遠を使ってみようと思います。

 

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(1)圧縮効果がイマイチわかっていない

 

(2)先生の講座が楽しいので。一人一人に気をかけてくれるの、ありがたいです。

 

(3)圧縮がイマイチ、こういうことろで効果的という具体例を教えて欲しいです」

 ※このブログ記事の後半は、この解説をしております。

 

 

 

 

講座にご参加頂いた生徒さんから、

「圧縮・凝縮が、ちょっとわからなくて、、、」とご質問を頂きました。

 

参考写真を撮って、お見せするのが良いと思って、宿題にさせて頂いておりました。

本日、撮影しましたので、さっそく、ご回答させていただきます~

 

 

作例として、風鈴が並んでいるところを撮り比べました。

 

これを、24㎜相当の焦点距離で寄れるだけ寄って撮ると、こんな感じ。

奥隣りが、すぐに小さくなってしまうので、距離感を感じます。

 

これを望遠レンズに変えて、寄れるだけ寄ると、奥隣りの大きさもあまり変わりません。

「圧縮・凝縮」感、お分かりになりますでしょうか??

 

 

 

望遠レンズは、奥にあるものと、大きさが変わらないので、まばらな人でも、距離感が無くなり、凝縮感が出ます。

350㎜相当。

 

同じ場所で、24㎜相当で撮ると、こんな感じ。

人がまばらに見えるのがわかりますでしょうか??

さっきの混雑した感じは無くなります。

 

24㎜相当で、提灯の大きさが大きくなるところまで寄ると、こんな感じに。

 

◆望遠レンズだと、奥にあるものも、同じくらいの大きさになるので、圧縮・凝縮感が出る

 

◆広角レンズだと、奥にあるものは、小さくなるので、分散・隙間感の表現になる

 

このルールで、カメラマンの位置関係を改めて見てみてください。

※雷門の写真1枚目が左側の位置関係

※雷門の写真3枚目が右側の位置関係

 

 

 

遠くのものを引き寄せるだけじゃない”レンズの効果(レンズワーク)”。

 

 

 

 

望遠と、広角を使うだけで、表現が広がる様子を最後にご紹介。

 

まずは、標準レンズで。

 

少し離れて、望遠レンズ。こんな感じになります。

 

 

広角は、こう。