カメラを持っていると、スクール関係の写真も、意外に声をかけられることが多いです。
でも、そのために、カメラを買い替えるか?など、悩む人も多いので、今回、その点について取り上げてみます。
ずばり、価格.comの掲示板に上がってた質問です
ぜひ、一緒に考えてみてください。
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【補足情報】
きっかけは子供の写真を現行機材(D5600)で撮っていたところ、園長先生に他のお子さんの写真もと頼まれた
■謝礼として一回1万円頂いてる
■所有レンズと不満点
AF-P18-55
AF-P70-300 → 運動会用 不満点は急に近くでの撮影を求められても対応出来ないこと。
シグマ18-200 → 遠足用 不満点はAF性能の遅さ。
シグマ17-50 → 室内用 不満点は望遠側が、50止まりなことです。80くらい欲しいかな。■所有ストロボ
ストロボは持ってません。~~~
正直、いろいろな考えがあり、どのように機材を揃えても間違えは無いかと思います。
ただ、効率よく、無駄なく、必要な機材をチョイスしたいですよね。
■レンズを考える
経験上、自分のお子さんを撮るだけの時は、とにかく1人にさえピントが合えばいいので、F値が小さいレンズが良いかと思います。
しかし、仕事として撮るとなると、求められる写真は変わります。
1人だけでなく、お友達も一緒にピントを合わせた写真が好まれます。
そのためF値はけっこう大きい数字になります。
なので、まず、F2.8の通しは考えなくて良いかと。
カメラの持ち変えや、レンズ交換も、慣れないうちは恐らくスピーディーに出来ないので、高倍率ズームが良いかもしれません。
■AF-S DX NIKKOR 18-300mm f/3.5-6.3G ED VR
■ストロボを考える
室内撮影がある時は明かりが乏しいことを思い出しましょう。
特に、お友達と一緒に写っている写真ではF値を絞るために、カメラの露出が下がり過ぎるので、ストロボは必須です。
最近、GODOXなどの中華製が安いからと手を伸ばしたくなりがちですが、おススメしません。
純正以外のストロボは、動作がおかしい時や、光が定まらないなど、かならず何かあります。
一台目に純正以外のストロボを買ってしまうと、光がおかしい時に、ストロボのせいなのか?カメラのせいなのか?カメラマンの操作のせいなのか?がまったく判断できなくなります。
特に自動調光の正確さは、純正よりも勝るメーカーは皆無です。
1台目はNikon純正のフラッグシップか、その1つ下のモデルにしましょう。
※高級なSB5000ですが、可能な限り、こちらがおススメ
というのも、長く使っていると、蛍光管が切れます。
SB700よりもSB5000の方が耐久性が高く、故障頻度など考えると、SB700は、2年くらいするとランニングコストが逆転します。
■カメラはフルサイズの必要はない
スクールフォト程度で、、、言い方が悪くてもうしわけないのですが、これも経験値として、APS-Cとフルサイズで、撮れる写真自体に大きな差はありません。
◎フルサイズがイイのは
・データが破状しにくいので、超ミスショットも編集して使えるように出来る可能性が高い
・所有欲が満たされる
・ちょうど使いやすい焦点距離のレンズが豊富
◎フルサイズにして、あれ~って思うのは
・レンズが高いよ~
・ボケ過ぎるよ~高い精度が必要になるので、システム全体が高くなる
・APS-Cとそんなに変わらないよ~
車と同じで、「いつかはクラウン」のように、「いつかはフルサイズ」と思うのでしたら、一度はフルサイズにすると良いかもしれません。
ただ、1台だと現場では心配なので、高級な1台より、安くても2台持ってる方が良いです。
■あと、PCもね
カメラマンのミス写真を回復させたり、より写真の見栄えを良くするために、編集ソフトを活用するのがおススメ。
初心者こそ、PCをフル活用すべきところだと思います。
10万円前後で、写真編集でしっかり使えるPCが手に入ります。。
■買う順番
私は、バブルがはじけてからの就職組なので、とにかくお金を使いたくない派です。
ですので、私が買う順番としたら
1、とにかくストロボ買って、慣れろ!
2、レンズも買いたいですね
3、PCと編集ソフトを買う
まずはここまで。
で、しばらく撮って、お金が溜まったら、
4、中級機以上のカメラは使いやすいので、D500を購入
D5600には、単焦点レンズなど付けて、ボカシを効かせたい時や、メイン機が壊れた時ようのサブ機にする。
となるかな~
あなたならどうしますか?
何をチョイスしても間違いは無いと思います。
ただ、あなたが選んだものが実際に現場で使えるか?は、実際の現場で試す以外に答えは見つけられません。
・運動会
・ライブ撮影
・ダンスステージ
・ピアノ発表会
・セミナー
など、一眼カメラを持っていると声がかかりやすい状況で実践練習しておくと安心です!
3月15日スタートのイベカメは、会場を貸し切りで実践練習出来ます!