昨日開催しましたライブ撮影講習会では、最新のPanasonic S1や、Sonyのミラーレス機での参加の方も多かったです。
私もα6400を使って、暗いところで、どこまで性能が発揮出来るか?を確認してみました。
Sony機理解のためにα6400を導入
最近使っている方が増えているSonyのαシリーズ。
私の講座にも、α7Ⅲなどのカメラで参加する人が増えているます。
最新機種なので、何も問題ないだろうと思いきや、ちょっとキビシイ状況になると
「あれ??」
という声が出て、講座が止まってしまうことがしばしばあるので、私もSony機理解のために、安めのα6400機を買いました。
さっそく、昨日のライブで使用してみました。
※使用機材はα6400+18-105F4
さすがにAPS-Cなので、Lightroomで見るとノイズだらけ。
後に書いてますが、瞳AFも使えない状況があるので、AF性能に頼ろうとだけ思っている人には、正直おススメしません~
瞳AFばかりに頼らない方がいい
◇そもそも、Sony機を導入したのは、こういう理由です
例えば、ライブ撮影などでは、ボーカルさんを撮影しようとすると、ほとんど、ピントがマイクに持っていかれてしまいます。
そんな問題を、瞳AFが使えるカメラなら、軽々と克服できるのでは!?という期待感からでした。
◇実際にどうだったかというと、、、
ライブを撮り始めてすぐに感じたのは、会場が暗くなると、途端にAF性能が変わること。
瞳AFが、ほとんど効かなくなります。
もちろん効く時もあります。
でも、効く時だけ、シャッターを押してたら、カメラマンが狙ったシャッターチャンスでシャッターを切ることが出来ません。
この瞳AFが効かなくなるのは、α6400だけかと思いきや、参加された周りの方にも聞いて回りました。
すると、暗くなるととたんにAF性能に不安を感じたのは、私のα6400だけではなかったです。
・α7Ⅲ:瞳AFが効かない
・Panasonic S1:AF-CだとAFが効かない
【新情報:Facebookのコメントなど、そのまま載せてます】
■α7R3
■EOS R
α7r3ですがF2.8のレンズなら多少暗くても全身が写る程度の画角で瞳AF が機能します。
ダメな時でも一点AFが使えるのでそれぞれの機能を右手親指で押せるボタンに割り振っておけば問題ありません。
ただしソニー機はストロボが熱くなってくるとシャッターを押したときの反応が遅くなってくることが多いです。
EOS Rは日中野外でもバストアップ以上でないと瞳AF が機能しません。
瞳AFまたは顔AF が機能しないときはAFポイントが全く関係ないところに飛んでいってすぐに修正できません。
暗めの会場であれば最初から一点AF で撮った方が良さそうです。
ただしキヤノン機はストロボが熱くなってもストロボが発光しなくなるだけでシャッターは普通に切れます。
■Panasonic S1
S1は正確には「AFが出来ない」じゃなくて「AF-Cが効かない」です!
開放F4のレンズでSS 1/200以上、ISO 6400~12800の時の話です。
これがF4のレンズでもSSを1/125まで落としたり、ISOも3200ぐらいまで落とせればAF-Cが場合によって(明るさ次第)はできたり、F1.4のレンズであれば100%AF-Cは動作しました。
AF-Sともなれば暗所性能はさすがスペックシートの-6.0EVだけあって以前使っていたα7R IIIよりも全体的にかなり優れている印象です。
なんだこれ~!と思ったので、仕様も調べました。
検出輝度あたりかと、、、
【α7Ⅲ仕様】
【Panasonic S1仕様】
PanasonicはEV-6!!
でも、F1.4レンズじゃないとダメなのかな??
なんか、わからないですね、、、
わかったのは、仕様を見ても、それが、現場で使えることなのかは、全くわからないということだけです。
瞳AFが不安定な時はこう対処しよう
正直、まだまだ、いろいろ調べる必要があります。ここで結論を出すのも、まだ早すぎる気がします。
ただ、今回のことで1つ確実に言えるのは、どんな状況でも瞳AFは使えるわけではないということ。
恐らく、一般の方は、カメラの設定をほとんど触ることが無いかもしれないので、使えなくなった途端に、パニクルかもしれませんね。
ただ、プロは、パニクっても、ちゃんと写真を撮らなければなりません。
そこで、瞳AFが不安定になったら、まずはこう対処すると良いかと思います。
■明るいレンズを使った方がAF性能が向上するということ
■瞳AFはダメでも、1点AFの方は効く
■AF-Cではなく、AF-Sにする
もし出向いた先で、瞳AFが使えそうもないな、、、と感じたら、まずは、すぐに1点に切り替えることをおススメします~!
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