パキっとした、ストロボっぽい光をおさえて、自然な感じに被写体を明るくする方法は、実はあるブライダルの現場で生まれました。
先日撮影させて頂いた、ダンスイベントの撮影です。
「外での夜景も撮りたい」と言われましたが、イルミネーションポートレートのテクニックが活きました。
ちなみに、屋外だけでなく、室内も、同じ手法で撮っています。
私の撮影を見ていると気付けるかと思いますが、どのようなシチュエーションでも、ほぼ、この方法で撮っています。
結婚式場撮影で悩んだ挙句生まれた手法です
元々は、結婚式で、あらゆる状況で、やさしい光を新郎新婦に当てたいという思いがありました。
それまで、バウンスだけで充分と思っていたのですが、カメラマンが撮影位置を決められないことが多く、良い位置に壁が無いなどが多く、ハタと困っておりました。
ストロボは、本当に悩みます。
ストロボをそこそこ使ってきた自分でも、なかなか良い感じに光を当てることが出来ずに、ず~~~~っと悩んできたのです。
そこで、Amazonや、ヨドバシに行って、ストロボ用のアクセサリーをたくさん買って、全て試しました。
あなたが持っているストロボアクセサリーも、当然私も使ってきています。
たったこれだけなのに、絶大な効果
最後の最後に見つけた方法は、あまりにも単純な方法でした。
逆にいうと、あまりにも単純だから、その効果を信じられないので、使わなかったのです。
ストロボを使わないと、こんな暗い写真。
それが、この手法で、こんな感じに撮れるようになるのです。
集合写真も、この方法で
屋外でも、こんな風にも撮れます。
どこに光をバウンスさせるか?なんて考えなくて良いので、本当に楽です。
今年は、この回で、この手法をお伝えするのは、終了です。
これからの、イルミネーションの時期にも役立つ手法なので、ぜひ、お試しください。