ブライダルカメラマン講座2回目が、昨日、無事に終了しました。
結婚式の撮影で一番難しいシーンは、どこか知っていますか?
結婚式場で撮影をしたことの無い人は、ここのシーンは、ほぼ撮影を失敗してしまいます。
それは、入場シーンです。
想像してみてください
◆会場がいきなり真っ暗になる
◆オープニングムービーが流れる
で、Mで設定を変えるも、映像が白トビしまくってしまうので、最後まで設定がわからず。
◆映像が終わると、また会場が真っ暗に
◆入場曲と共に、新郎新婦が入場。スポット照明に照らされる
ここで、また、Mの設定に追われ、白トビしまくり。
◆どんどん高砂まで歩いてくる
MでSSを高めるの思い出して、SSの数値をイジッている最中に、新郎新婦が高砂到着。
初めて結婚式で撮るカメラマンさんは、このシーンで、1枚もまともな写真が撮れなかったりします。
すると、どんなにベテランカメラマンさんでも、いきなり自信を失います。
今まで磨いてきたカメラの腕では、まったく歯が立たないという無力感を感じるからです。
しかも、入場シーンは、披露宴ではお色直しも含め2回あります。
2回も、無力感を味わったら、特に自信満々のカメラマンさんほど、ズタズタになります。
楽しいはずの撮影が苦痛になります。
簡単に撮れてるように見えますが、それは、ある技をみなさんにお伝えしているからです。
なんせ、施設にスポット照明を20灯ほど仕込んで、披露宴の難しい
「コロコロ変わる照明」
を、再現してるので、普通にMだけで撮れると思ってたら、大間違いです。
なんせ、こんな感じに、照明が組まれてますからね。
下の写真は、本番の1週間前のリハーサルの風景です。
(撮影:エリノリさん)
「本当に難しい現場でも撮れるようになって欲しい」
そう思って、妥協は一切なしです。
ぜひ、参加された方は、WEBアルバムをPCでご覧になってみてください。
カメラの設定値が見れます。
「え”!こんな設定値になるの!!」
「ISOは、ここまでなるんだ~」
とか、きっと、想像を超えた設定になってることに驚くでしょう。
私も、この技がわかるまでは
「白トビで失敗するんじゃないか?」
と、毎回大変でした。
もちろん、入場シーン以外も、主要なシーンを練習しました。
挨拶・乾杯では、「こう撮らないといけないよ!」というルール
ケーキカットでのカメラマンの動き方や、2人への声のかけ方
この他、高砂の集合写真の撮り方などを、みんなで練習しました!!
3回目は、プライズルームの撮り方や、結婚式会場で出来るロケ写の撮り方などを練習します。
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講座は全4回
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