先日のブライダル撮影講座の『ブライズルーム』編で出たお悩み。「鏡に写し込ん花嫁さんを撮る際に、自分も入ってしまう~!」という時の対処法についてお知らせ致します。
鏡の中に写る花嫁さんを撮ることは多い
手前に、実物の花嫁さんがボケて写ると、なんとも良い感じ!
鏡がある時は、この表現をしたいものです。
ですが、花嫁さんを狙って撮ってるカメラマン自身が写り込んでしまい、写真が台無し~になる時もあります。
対処その1
■横で撮る
カメラマンさん自身が写り込まないようにするために良い方法があるか、ちょっとテストします。
手鏡を用意して、手前に、お酒の瓶を立たせてます。
んで、横位置で撮ると、けっこう撮りやすい。
でも、縦に構えてフレーミングすると、途端に手が入り込んでしまいます。
まず、対処法の1は、横位置でやった方が、カメラマンさん自身が入りにくい~ということでした。
対処その2
■鏡との距離を考える(遠くなると難しい)
花嫁さんと、鏡の距離感を変えたらどうなるでしょうか?
■遠い距離では難しい
このくらい離します。
縦だと、簡単に手が入ってしまいます。
で、横に変えてみましたが、それでも手が入ります~
なんとか、このポジションで手が入らないようになりましたが、被写体が小さくなりました。
■近づけてみました。
お次は、このくらいの距離
横は簡単に撮れます。
お!縦も、カメラマンさんのが入りにくい!簡単だ~
■さらに近づけました
最後に、鏡に接するくらいに近寄ってみました。
こんな感じかな。
横は楽々。
縦ももちろん!
「え、でも、こんな感じに、花嫁さんを、鏡に近づけることなんてありますか??」
ブライズルームでも、余裕があれば花嫁さんを動かすことが出来ます。
こんな風に撮れますよね。
■ブライズルーム内では花嫁さんは動かせるのでしょうか?
余裕があれば、花嫁さんは動かせます。
もちろん、ソファーとか、動かしても大丈夫なもので、動かした方が良い写真が撮れる確率があがるものは、けっこう動かしてます。
ブライダル撮影講座をコースでご参加頂いた方にもお伝えしましたが、式の流れの途中の写真は、最初のうちは記録写真程度のレベルにしか撮れません。
それでも、アルバムにまとめた時に、素敵さをUPさせたいじゃないですか?
その素敵さをUPさせられる写真は、このブライズルームだったり、式場内で短時間で撮れる可能性のあるロケ写の時間で撮れます。
1枚でも多く素敵な写真が撮れるように、ご参考になれば幸いです。