カメラを購入するのと同じくらい悩むのがレンズ選び。
いったい、どの焦点距離のレンズを選べば楽しく撮影出来るのでしょうか?
私なりの独断と偏見で、おススメのレンズをチョイスしてみます!
1本目
私は仕事以外で、ミラーレスの一眼カメラを使っています。
それは、PanasonicのGX7。
日頃の撮影では、Canonの5Dmark3を使っているのですが、仕事を離れると、あまりの大きさゆえに、一切持ち歩きたいと思えません。
ちなみに、これが、私が日頃仕事で使っている機材です。
休みの日に、気軽に撮りたいな~と思って購入したのが、PanasonicのGM5だったんです。
ご存知の方も居るかもしれませんが、GM5は、ホットシューが付いてて、ファインダーも搭載されているにも関わらず、とても小型。
小型カメラ好きには、たまらないカメラだったわけです。
このカメラでPanasonicにハマった私は、同じくマイクロフォーサーズで、そこそこ良いんだけど、かなり価格が安い、GX7mark2に乗り換えました。
マイクロフォーサーズの魅力は、レンズがとにかく小さいこと。
上の写真の右下にあるレンズが標準ズームレンズで、12-34(35㎜換算で24㎜~68㎜レンズ)。この大きさ、いつでもバッグに忍ばせておけます。
最初は、ボディー+標準ズームレンズ1本という組み合わせでした。
ロケハン用途として、今でも活用しています。
ちなみに、高倍率ズームはどう??と聞かれることもあります。
ですが、一番最小限の装備で出かけたい時に、ボディーに、写真右下の標準域ズームレンズだけを付けると、コートのポケットにも入る小ささ。
これが魅力なので、
2本目
2本目は、望遠ズームレンズでした。
先ほどの写真の右上側のレンズですね。
これは、焦点距離が45-175。つまり、35㎜換算にすると90~350mmというもの。
なぜ、このレンズを2本目に購入したかというと、3つ理由があります。
1、ステージやホール撮影の下見の際に、望遠レンズの焦点距離を把握できる
2、ちょうど価格がメチャクチャ下がった時で、2万円を切ってた
3、望遠レンズによる、圧縮やボケの効果が好き
ボケの写真って、F値の小さい単焦点レンズが必要かと思われがちですが、望遠でもバリバリにボカスことが出来ます。
望遠レンズ好きというのもあるけど、空気感は、望遠が出しやすいように思うんですよね。
自分が買った最大の理由は価格にあったかと思いますが、購入後、ほぼ持ち歩いているレンズなので、とても正解でした。
3本目
デジタル一眼を購入された方の多くは、ほとんど経験があると思いますが、屋外の撮影は綺麗に撮れても、光の少ない室内だと上手く撮れない、、、というもの。
これを克服するためには、F値の小さいレンズが必要です。
◆F値の小さいレンズ。
◆とりあえず、手頃で安いもの。
実は、この2つの要素に応えるレンズは、けっこう各カメラメーカーが出しています。
ただ、焦点距離はどうすれば良いか?のチョイスがなかなか難しいところ。
私は、レンズレンタルを活用して、いろいろ使ってきた経験では
◎とにかくいろんな場面で使える
◎そのレンズ1本で出かけても、まあ、なんとかなる
というものが、1本あると重宝するということ、
これは、35㎜換算にすると50㎜のものが該当します。
なので、マイクロフォーサーズでは、25㎜F1.7というものをチョイス。
ちなみに、APS-Cなら、30㎜~35㎜あたり。
フルサイズなら、スバリ50㎜のレンズでイイかと思います。
ちなみに、ボケ表現は望遠レンズでも出来るのですが、、、
近距離でボカスなら、単焦点かな
少しでも距離があるなら、望遠を使ってボカシ表現をします。
4本目
この3つのレンズで
◆標準域
◆望遠域
◆暗いお部屋対策や、ボケを活かせる50㎜(35㎜換算)単焦点
が揃いました。
で、いろいろ撮っていたのですが、何か物足りなさを感じたのです。
それは、24㎜からの標準域では、景色を撮っても、スマホとたいして変わらないということ。
仕事で使っているカメラで、圧倒的な広さを撮り込むために、広角レンズを多用している自分は、マイクロフォーサーズにも、この広角を求めてしまうことに。
でもお金をかけたくない。
そこで購入したのが、8000円程度で買った、8mm(35㎜換算で16㎜)フィッシュアイでした。
結果的に大正解でした。
標準レンズまでではつまらないようなものでも、フィッシュアイを活用して、広~く撮れることで、表現が大々的にひろがりました。
実際に、公園を歩いて撮ってみた
全部小さいので、持ち歩く時は、全部持ち歩いています。マイクロフォーサーズってスゴイ!
笑っちゃうくらい小さい!!
で、全部持ち歩くと、全部のレンズを均等に使っていることに気づきます。
例えば、標準で被写体を狙うと、普通に撮れます。
なんか、つまらん、、、。スマホでも撮れそうだな~
で、広角に。
こうなると、さすがにスマホにはマネできないですよね。
超~広く写せます。
ただ、フィッシュアイなので、歪むんですよね、、、
んでもって、望遠に。
パーツ・パーツを切り取れて、面白い。
また、標準レンズに。
あら、お花咲いてるわ~
で望遠に変えて。
自分は、この望遠の表現が好き。
広角(自分のはフィッシュアイですが)でも、バンバン使います。
まあ、歪みますが、それはご愛敬で!
標準の広角域で撮ると普通に撮れますが、こういう写真はスマホに任せれば良いように思います。
改めて、自分が撮影する時のレンズチョイスを客観視してて、わかったのです!
2本目、3本目と考えるのではなく、結局、、、、
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小三元
大三元
と呼ばれる、広角+標準+望遠。
ここに室内など、光の足りない場面ように単焦点1本あれば良いかな。
みんな最終的にココに向かうんじゃないかな。
結論
あれ、仕事で使ってるレンズ構成と変わらない??
16-35F2.8
24-70F2.8
70-200F2.8
80F1.8
つまり、2本目、3本目をどうするか悩むのではなく、最終的に大三元や小三元になっていくのだから、それを視野に入れて買い足していくのが効率が良いと思ったわけです。
今から買うなら、こう買うかな?
1)まずは、ダブルズームレンズキットを買う
これで、標準域と、望遠域が揃います。
しかも、圧倒的に価格が安いです。
これで1本目と2本目が揃います。
2)室内用に、35㎜換算で50㎜程度になる価格安めの単焦点を買う。
3本目は室内など暗めのところに対応出来るようにです。
3)広角レンズを買う
ここまでで、特にF値は気にせずに買います。
で、撮りながら
◆暗めのところの撮影が多い
◆どんな状況でも、とにかくボカシたい
などと思ったら、1)のレンズから、F4通しや、F2.8通しのレンズに変えて、、、、
いやいや、レンズを買い替える前に、ストロボを買うかな??
ストロボまで揃ったら、次に、ようやくF値の小さいレンズに買い替えするかもしれません。
仕事で使うのなら、早い段階でF4か、F2.8レンズに変えるかと思います。
仕事で使う人は?
専業プロ、週末プロに関わらず、お仕事で撮影をするという方は、どんな風に機材を揃えれば良いのでしょうか?
過去記事で、このようなものを書いていますので、ぜひ参考にしてみてください。
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