ミニバス・運動会・ダンスを室内・体育館で撮影する。カメラは何がいいか?設定はどうするか?

・体育館でのミニバスケ

・運動会

・室内で動き回る子供

・結婚式で入場シーンなど、歩いて入ってくるシーン


←こうした場面で撮影していく場合に、どのように考えれば良いかを、一度まとめてみました。

 

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この順で考えます


■カメラの設定はどうするか?

■機材はどうするか?

■PC編集

 

こらら3を、これから個々に説明しますね。

 

 

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カメラ機材はどうする??

 

機材については、以下の2つを分けて考えましょう。

 

◎カメラ機材

 

◎レンズ

 

 

◆カメラはレフ機を選びましょう

 

※カメラに関して、批判を言われる覚悟で、言いますね。

 動きものを、あらゆる場面で撮るのなら、現時点(2018年1月)では、Canon、Nikonのレフ機にしましょう。

 正直、この2つのメーカーの「一眼レフ機」なら、エントリー機でも撮れると断言します。

 エントリー機であっても、動きものは、ミラーレスよりも上なのです。

 

 

※ストロボは、いろいろ覚える必要があります。いずれ買いましょう。

 使えるようになると、とても頼もしい機材です。

 ストロボの使い方は→こちら

 

 

◆レンズ


次に、レンズの話です

 

かならず、このセオリーを忘れないでください

 ・まずは、キットレンズで試してみましょう。

 ・で、ダメだ~と思ったら、レンズが悪いのです。

 ・あなたも、カメラも悪くありません。レンズだけが悪いのです

 


【焦点距離】

 

まずは、ダブルレンズキットなどを買うと良いかと思います。

ただし、次に書きますが、キットレンズは価格が安い代わりに、室内での撮影では苦戦します。

 

体育館内での撮影は、F値が小さいレンズがおススメです。

 

 

【F値】

こんな感じに考えて、F値を決めます。

最初は「とにかくボカす」ことばかり考えがちですが、このセオリーは覚えておきましょう。

 

◎ボカし強める=動きものでピントを外すことが多くなる

 

◎ボカシ弱める=動きものでは、ピントが合うことが多くなる

 

この辺を見定めて、実際にプロの方々がどのくらいのF値を使うかというと、こちら。

 

■失敗の許されない場面で、確実に撮る
 =フルサイズならF4以上、APS-CならF2.8以上
 

■かけっこの子供たちみんなの顔がわかるように正面から撮る
 =フルサイズならF5.6以上、APS-CならF4以上かな

 


※APS-Cは、フルサイズよりも奥行が狭いので、F値を下げても大丈夫

 

 

 


【メーカー純正レンズか?サードバーティーレンズか?】

 

純正と、他社レンズでは

■ピントの精度に差がある

■AFの速度に差がある■

 

メーカー純正レンズは高価です。

しかし、純正レンズは、売る時も高く売れます。

なので、ランニングコスト的に割安なのが、メーカー純正レンズです。

 

 

【レンズのもつAF速度も大事】

 

動きの速いものを撮る場合は、レンズそのものの持つAF速度が大事

 

レンズのAF調整に使われるモーターが、純正レンズでもいろいろあります。

例えばCanonならUSMのものが良いです。

スポーツではUSMでないと、AFが間に合わないことが多くなります。

 

 

 

【暗いところでも対応できるF値】

 

動いているものを撮る場合、SSを上げるためにISOが限界値に達しやすいので
小さいF値に出来るレンズである必要がある。

 

F2.8は、キットレンズよりも断然暗いシーンで使えます。
より暗いところだと、F2や、F1.8、F1.4が良いです。

 

上で、「しっかり撮るためにF値を少し高める必要がある」と書きましたが、暗くてどうしようも無い時は真っ先にF値を下げましょう。

 

 

 

 

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カメラの設定はどうするか?

 

◎動きものもポイン合わせ

 

 

◎写真表現の設定

 

 

 

 

 

■動きもののピント合わせ

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動きもの用に、AF設定を変える

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AFは1)ワンショットと、2)AF-CやAI-SERVOがありますよね。

動きものでは、基本的に2)のAF-CやAI-SERVOを使うと楽です。

 


ただし、注意があります。

 

2)は、半押ししている間、常にAFを合わせ続けます。

そのため、AFポイントを被写体から絶対に外してはいけません。

AFポイントから被写体が少しでも外れた瞬間に、ピンボケします。

 

「え、じゃあ、まともにフレーミングできないじゃん。。。」となりますよね?

それで良いんです。フレーミングがままならないのは、撮影後にPC編集でトリミングすればいいだけです。

 

=最初は、撮ってすぐのフレーミングは難しいので、トリミングに頼る

 

 

 

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AFポイントはどうするか?

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カメラの広告を見ると、「AFポイントを、被写体に自動的に追従できるAF性能」とかがあるので、その設定にしがち。

でも、まずは、中央1点で練習しましょう。

また、顔にAFポイントを合わせるのも、最初のうちは難しいので、以下の順番でステップアップすると良いです。

・お腹→胸→顔

 

=慣れたら、トリミングに頼らなくても良いように、AFポイントを動かしたり

 AFの追従機能など試すようにする。

 ただ、最初は1点で練習した方が良い。

 

 

 

■写真表現の設定

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動きものは、SS数値を真っ先に考える

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SSをコントロールするには、撮影モードは
S(TV)モードかM

※Sモードでは露出補正までやるがある
※SSを確認しながら撮れるなら、Aでも良い(スポーツカメラマンもAで撮る人がいるので)

 

速く動くものほど、SSが速くなる

・止まっているもの=1/60以上

・歩いているもの=1/125以上

・小走り=1/250以上

・小学生までのかけっこ=1/500以上

・スポーツ全般=1/1250以上

 

SSはあくまでも目安。試し撮りして、ブレてるようなら、もっと速くする。

このSSを速くすると、写真が暗くなるので、ISOとFで、調整します。

 


ISOやFには、限界値があることを知っておきましょう。

◆Fは、レンズによって、下げられる範囲が決まります

◆ISOは、カメラや、撮影環境によって、ノイズの出方が異なります。

 

 

F値の小さい(明るい)レンズが良いのは、このF値に余裕があるから。

 

 

ただし、F値が小さいとピントの奥行が狭くなるので、

 ・ピントが外れやすくなり成功率が落ちる

 ・複数名同時にピントを合わせる時は、F値を上げる必要がある

 

 

そう考えると、運動会とかなら、キットレンズ、ダブルズームレンズとかで充分です。

 

 

ISOは、今のカメラはビックリするくらいISOを上げられます。

2016年後半に発売されたカメラを買っている方は、ISO3200くらい気にせずに使いましょう!

もし、「そんなのノイズが心配じゃないですか!」と思うなら、実際にISO3200で撮って、印刷テストしてみてください。

 

カメラはあなたが思うよりも、はるかに進歩しています。

 

=ISOは、上げよう。

 ISO3200とか、普通に仕事レベルでも使います。

 

 

 

 

 

 

 

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PCで編集すること

 

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◎PCで編集
  

※デジタルになった今では、ここまでが撮影と言われる


・RAWで撮れば、一歩秀でる

・トリミングも撮影の一つ

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◆RAWで撮って、一歩秀でる

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この写真うまいな!と思った写真は、かならず編集されていると思いましょう

何が出来るかを知って、ぜひチャレンジして欲しいです。

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RAW撮影の敷居を高く感じることが多いですが
単純に写真を整える、最終調整できる作業だと思えば良いです。

 

・ホワイトバランスが簡単に直せる

・明るさの調整が可能

・絵作りを変えられる

・鮮やかにすることが出来る、モノクロも出来る

・ノイズが低減出来る

 


出来ることはソフトによって差があります。

Canonの人は、DPPがとても優れてて、無料ですので、絶対やって欲しい

月々980円で使えるLight roomもおススメです。

 

 

 

◆トリミングも撮影の一つ

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動きもののAF設定ではフレーミングがうまく出来ないので
トリミングを利用して、フレーミングを整える

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カメラのAFの設定でも書きましたが、AF-CやAI-SERVOにすると
AFポイントから被写体を外せなくなるので、フレーミングが出来ません。


そこで、トリミングによって、最後に写真を整えます。


CanonならDPPで出来ます。
もちろん、Light roomでもできますよ。

 

 

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頭でわかっていても、実際に練習してみないとなかなか上達しません。

動きもの撮影が初心者のうちから練習出来る場所を作りました。

初心者さん、お子さんを撮りたい女性、超ベテランだけど動きものに苦戦するカメラマンさんが多く学びに来ています。