写真の失敗を防ぐためのシャッター速度の理解(1)

成功デジタル一眼をご購入頂きました方からご質問を頂きました。

 

頂いたご質問が、写真を撮っていく上で非常に重要な事柄でしたので、皆様にもシェア頂きたく、こちらに掲載させて頂きました。

 

 

 

◎頂きましたご質問は、手ブレを防ぐ、シャッター速度のことです。

 

 

 

このブレについて、昔と少し状況が変わってきているので、ベテランカメラマンさんも、改めてじっくり読んで頂きたいところです。

 

と言いますのも、最近のカメラは高画素化、高精細化が進んだために、ちょっとでもブレただけで、もの凄く画質が落ちます。

一昔前のカメラなら、OKだったことが、最新のカメラではNGとなるので、改めてブレについて、考えましょう。

 

 

 

 

■そもそも「ブレ」には大きく2つの種類がある

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・被写体ブレ

・手ブレ

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両方について書くと長くなるので、今回は後者の「手ブレ」についてだけにしますね。

 

 

 

 

 

この手ブレを防ぐ方法ですが、手持ちで撮影する時は、シャッター速度を、こうすれば良いという目安があります。

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1/レンズの焦点距離(35mm換算してくださいね)

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この時に注意したいのが、「35mm換算」と言う言葉です。

 

例えば、17-50のレンズを使っていた時に望遠側で撮る時は、レンズの表示は50㎜なのですが、35㎜換算すると

◆APS-Cは、1.5や1.6をかけて、75mm~80㎜になる→SSを1/80にする

◆マイクロフォーサーズは、2をかけて、100㎜になる→SSを1/100にする

いや~けっこう、シャッター速度を上げないとだめなんだな~と言うのがお分かりになるんじゃないか?と思います。

 

 

※もちろん、しっかりカメラを固定するように構えるというのが前提ですよ~!

 

 

 

 

 

この手ブレを防ぐために、他に出来ることも書いておきましょう。

 

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1、三脚を使うこと

2、手ブレ補正レンズを使うこと

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よく、手ブレ補正のレンズで、「何段分の補正が可能です」とカタログに書かれておりますが、この「何段分」という言い方は、こういうこと。

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1/30 ←→ 1/60 ←→ 1/125 ←→ 1/250 ←→ 1/500

  ・1/125を基準にして1段SSを上げると、1/250

  ・1/125を基準にして1段SSを下げると、1/60

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キットレンズの補正は大体、1段の補正はあります。

ですので、初心者の方が、APS機のエントリー機で、標準域のキットレンズを使うのなら、望遠側の50㎜を使ったとしても、、、、

 ↓↓↓

 APS-Cは、1.5や1.6をかけて、75mm~80㎜になる→SSを1/80にする

 ↓↓↓
 
 手ブレ補正が1段分だとすると、1/40のシャッター速度が出てればOK

 ↓↓↓

 細かい、数値が出ないかもしれないので、ざっくり、1/60にして使っている人が多いのです。

 

 

 

 

◆ただし、

高画素、高精細なカメラになると、SSは、より高める必要があります。

 

これから最新のカメラを購入していこうとしている方は、その点も意識しましょうね。

 

 

 

 

 

また、補足ですが

軽微なブレは、ピンボケしたように見えるため、「レンズのAFの性能が悪い~」と、見間違える方が多いです。

それがブレなのか?それとも、本当にレンズのせいなのか?を知るには
静止している被写体を撮る時に、SSを、手ブレ防止できる数値から、更に1~2段上げて撮ってみることで判断できると思います。

 

 

 

 

あ、

成功デジタル一眼は、これです。

 

・ダンス撮影講座

・ブライダル撮影講座

・多灯ライティングポートレート講座

などには、必須なMモードが、あっとい間に学べます。

 

 

 

カメラは

「いつか上手くなれるはず」、なんて思ってたら

いつまでも上手くなれません。

 

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動画と、画面を被写体にした、画期的な学習法で

Mモード撮影までも、スピーディーに習得出来ます。

 

誤解されるので書いておきますが、Mモードの習得がゴールではありません。

 

Mモードの要素になる、FとSSとISOの深い理解と、幅広い応用が大事なのです。

これによって、あらゆる条件で確実に撮ることや、いろいろな写真表現が可能になるからです。

 

 

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