M(マニュアル)撮影モードを覚えたからといって、Mばかり使う必要はありません

カメラをやっている多くの方が

「M(マニュアル)モードは上級者向けのもの」

と、思いがちですが、実際は、そんなことありません。

 

 

私も、カメラを始めたころは、「M(マニュアル)モードなんて、一般カメラマンには必要ない」というくらいに考えておりました。

 

 

でも、誰かにカメラを教える立場になった時にわかったのは、M(マニュアル)モードこそ、一番最初に覚える必要があるんだ!!ということでした。

 

 

 

だから、私は、M(マニュアル)撮影モードを、カメラを始めて間も無い人にも教えています。

2時間程度の講座で、あっという間に、みんな各自で操作が出来るようになります。そのくらい簡単です。

初心者にこそ、M(マニュアル)撮影モードを!と提唱しているくらいです。

 

 

Mモードを覚えることで、Aモードや、Sモードで、カメラの中で何が起こっているのか?がわかってきます。

そして、また、失敗写真の防ぎ方がわかるようになるのです。

 

 

これによって、シャッターチャンスに優れる、Aモードや、Sモードで、「失敗しない」撮影が出来るようになります。

 

 

 

と、M(マニュアル)撮影モードの重要性を訴える私ですが、実は、、、

日頃はMモードは、面倒なので使っていません

(日中の屋外では、Mは、ほぼ使ってません)

 

 

じゃあ、日頃は、どんな設定で撮影しているかというと、こんな感じ。

↓↓↓

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Lumix GM 5+望遠ズーム45-150mm(Fは3.5-5.6の範囲)

・Aモード

・F値は、絞り解放

・ISOオート

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これ、M(マニュアルモード)がわかってる人なら、ここから先の説明がわかるはず。

 

 

先日は、新宿御苑に行って、ロケハンしてました。

望遠レンズが、35㎜換算で300㎜になります。

F値は、このレンズで、望遠側の最低値5.6

ISOオート

 

さて、SSは、どーなってるでしょうか??

 

 

すごいな~と思ったのは、手ブレを起こさない、1/300以上の速度になるように、ISOが自動的に変わってバランスを取っているんですよね。

 

 

屋外だからあたり前じゃん!と思ったあなたのために、室内で、300㎜に。

 

これも、ISOが自動的に上がって、SSが1/300以上になっておりました。

あ、少し露出補正してますけどね。

露出補正に合わせて、ISOも変動します。

 

 

 

じゃあ、同じ室内で、このレンズの広角側を使った場合。

35㎜換算で90㎜になるのですが、、、

SSが自動的に1/100になりました~!

 

 

いや~、すごいですね。

 

AモードでISOオートの場合は、レンズをズームさせて広角側・望遠側と動かすたびに、手ブレしないSSに自動的に合わせながら、露出を保つためにISOも変動してくれるんですよね。

(※カメラによって、動作が異なるので、実際にあなたのカメラでも試してみてくださいね)

 

 

これ、スナップの時は、最強ですね!!

 

 

 

 

そういうことを簡単に理解するには??

そうです、Mモードの理解です。

 

 

 

ちなみに私は、Aモードで撮る時も、ISOとSSを必ず確認してからシャッターを押しています。

 

 

多くのカメラの書籍なんかに乗ってる、PやAモードから順番に覚えようと頑張ってる人は、今回書いたことを理解出来るようになるまでに、何年もかかると思いますよ。ご注意を!

 

 

 

 

2017年の3月以降は、M(マニュアル)撮影モード講習会を再開しようと、日程を伺っております。

 

 

 

いやいや、それまで待てない~!という人、こちらをどうぞ!

↓↓↓

スマホ動画でわかるM(マニュアル)撮影モード