バックを飛ばせ!ポートレートライティングの背景処理に悩んだら

昨日開催しました、ポートレートライティング。

午後は多灯にチャレンジしていただきましたが、その際に全身を撮影する場面がございました。

どうしても、背景が足りなくて、いろいろ写りこんでしまうことが多いのですが、どう対処したら良いのでしょうか?

 

全身を撮るときに起こる問題

 

背景を用意して撮影するにあたって、全身は一気に難易度があがります。

それは、用意した背景が足りなく感じる場面が多くなるからです。

 

昨日持参した背景では、こんな感じになってしまうわけです。

でも、そんなに心配することはありません。簡単に処理できるからです。

 

 

解決のための2つポイント

 

こうした感じになっても、さほど心配する必要はありません。簡単に解決できるからです。

解決のために、以下の2つを同時に行うことがおススメです。

 

①1つ目は、PhotoShopなどを活用して処理することです。

あっと間にできます。

 

 

②その2つめ。バック飛ばし

 

先ほどの動画で紹介したやり方ですが、背景が真っ白であれば非常に簡単に終わらせることができます。

柄があったり、ムラがあったりすると難しくなります。

 

陰影があったり、シワがあっても、難しくなります。

 

ですので、背景を「白飛ばし」させます。

バック飛ばし

と、言います。

 

 

試しに、バック飛ばししてないものを同じように処理してみます。

 

先ほどの動画と同じようにやります。すると、、、

わかりますかね??

白い部分を広げて上塗り処理したところと、そうでないところに差が生じていること。

「いかにも」って感じになってしまいます。

 

 

なので、最初にバック飛ばしして撮る。

 

で、同じ処理をすると、こんな感じです。

 

 

バック飛ばしは、何種類か方法があり、それらを表現したい方法で、使い分けします。

昨日は2つ、バック飛ばしをお見せすることができました。

 

お仕事などで出張撮影をすることが多いのです、出向いた先が会議室だったり、一軒家のお部屋だったりと、いろいろあります。

完璧な背景を望んでも、なかなかそこで撮れないことの方が多いです。

 

ですので、背景処理はおススメです。

また、背景処理を簡単にできるように、バック飛ばしもあわせて行うのも、おススメです!